日本ではおなじみの動物、タヌキ。そのタヌキが海外メディアで注目の的になっています。一体なにが起こっているのでしょうか?
日本でおなじみのタヌキが海外でアイドル化!?
「インターネットがタヌキにゾッコン」という少々大げさな見出しを掲げたのは大手米メディアのCNN。
「私たちはこのTanuに夢中だ」とタヌキをタヌという謎の愛称で呼んでいます。
どうやら「日本人男性に救助されたタヌキがネット世界で話題になっている」ようなのです。
あの米ヤフーニュースも「聞こえました?日本のタヌキに向かって、可愛さのあまりインターネット中が“aww”(まあ!/あ〜ん!の意味)と悲鳴をあげています」と表現。
とても夢中具合が伝わってきます。
この他にも、現時点で「TANUKI」とニュースタブの検索エンジンに打ち込むと、この件を報じる世界各国のネットメディア一覧がでてきます。
ことの発端はバズフィード・アニマルに掲載された記事です。
「タヌキという動物がいて、日本人男性がそれをペットとして飼っているんだ」という見出し。
私たち日本人にとっては、「?」が頭の中を占めるようなごく普通のタイトルです。(ペットとして飼うのは珍しいけれど)
同サイトでは「タヌキまたはラクーン・ドッグは日本の動物で、西洋ではアライグマと認識されがちだけど実は全く違う動物」と前置きし、「雪が吹き荒れる中、ツイッターユーザーの日本人男性がタヌキを発見」と説明。
そのツイッターアカウント「@chibi_tori」さんが掲載した写真が1万回以上もリツイートやいいね!されたことを報じていますが、これが海外にも広まり、欧米メディアに取り上げられたという経緯のようです。
以下はその話題のタヌキくんの写真です。(Image by: @chibi_tori)
この記事のコメントはというと…。
「なんて可愛いんだ!」
「ぽんぽこ!」
「このタヌを抱きしめたい」
「この可愛子ちゃんが僕にパンチした。気絶」
中にはこんなユニークコメントも。
「僕は31歳だけど、今さら気づいた。スーパーマリオブラザーズ3のマリオのタヌキスーツは実際にいる動物から来ていたなんて。タヌキ自体が存在していたなんて知らなかったよ(笑)」
ご存知のようにタヌキは野生動物。日本の他にも、朝鮮半島、中国、ロシアなどの地域に生息して、他の国では珍しい動物らしいです。
タヌキってどこにでもいそうな動物だったので、そこにびっくりでした!
映画「平成狸合戦ぽんぽこ」やタヌキの置物「信楽焼」、「タヌキ汁」(コンニャクだけど)などが今後海外でも流行るかもしれませんね。
image by: Twitter (@chibi_tori)
source by: Twitter (@chibi_tori) , CNN, 米ヤフーニュース
文/MAG2 NEWS編集部