『日本語と日本文学』バックナンバー
※以下の論文タイトル等をクリックすると機関リポジトリのページに移動します。
第69号 2023/08/31刊行
- 表紙、目次、奥付
- 太宰治の中期から後期への創作姿勢の転換について―『惜別』を中心に―
勾 健龍 - 『永日小品』心理学的探究―「蛇」「暖かい夢」「心」を中心に―
ブラッドリー桜ミシェル - デジタル世代への言語感覚養成のための指導としての文法の扱いの検討―中高英文法学習事項と国語文法学習事項との連携の想定から―
大井和彦
第68号 2022/08/31刊行
- 表紙、目次、奥付
- コレ・ソレ・アレの使用実態から捉える対面会話の話しことばと携帯メール・LINEの「打ちことば」
落合哉人 - 「二十六夜」における梟の機能―アイヌ文化の「送り」との類似―
能村将之 - 紀伝道文人の家門意識と教育―愚息・鞭撻の両語をめぐって―
出口 誠
第67号 2021/08/31刊行
- 表紙、目次、奥付
- 平安和歌における柳と花
渦巻 恵 - 「紫峰」の淵源―筑波山の「紫」をめぐる文学史―
茂野 智大 - 自閉する文学表象―『雲は天才である』に語られる啄木の自我―
林 一晟 - 『源氏釈』現存諸本および陽明文庫本『源氏物語』における末摘花の呼称をめぐって
小林 雄大 - 日中同形形容詞に関する一考察―日本語教育の観点から―
馮 元 - 芥川賞作品コーパスの構築に向けて―語彙調査に関する未解決の問題との関連から―
菅野 倫匡 - 日中オノマトペにおける「笑い」表現の使用とその日中対訳
孫 逸 - 格支配の量的分析に基づく対象移動動詞の分類と考察
趙 金昌
第66号 2020/08/31刊行
パネルディスカッション「借用語と日本社会」
- 借用と外来語と社会
田川 拓海 - 『伊勢物語集註』における漢語の借用
安 倩 - 語学・文学・教育における借用に関する再考―「借用語と日本社会」シンポジウムを振り返って―
林 廷修 - 外来語の形態論研究:外来語系接辞と新語形成
田川 拓海 - グアンの教授法を借用した山口喜一郎の日本語教授法―台湾の実践から韓国の実践まで―
金 ボイェ
研究論文
- 「死」に泥む―連合赤軍事件に関する諸作品への試論―
渡邊 史郎 - 『源氏物語』にみる否定疑問文の様相
永田 里美 - 「活動的教育モデル」を用いた聴解授業の実践と効果に関する考察―中国における日本語教育の現場から―
馮 元 - 広義全称表現における2つのタイプ―全否定を表す「まったく」と「ぜんぜん」を中心に―
大塚 貴史 - 明治後期旧制中学校における文法と作文との関連―芳賀矢一『中等教科明治文典』の分析を通して―
勘米良 祐太
第65号 2020/02/29刊行
パネルディスカッション「「語り」の視点―主観と客観の在り方をめぐって」
- ねらいと概要
沼田 善子 - 空海書簡の表現―独創と汎用―
西 一夫 - 教育研究における「語り」の主観・客観性
宮澤 優弥 - 語りづらい体験はどう語られるか―終助詞の機能からみる体験談話/体験談話の性質からみる終助詞―
白川 稜
研究論文
- 平安和歌における立春詠の展開
隋 源遠・茂野 智大 - 後撰集「題しらず」「よみ人しらず」をめぐって
福田 孝 - 『伊勢物語集註』における『毛詩』の引用
安 倩 - 正岡子規の俳句における「ほととぎす」のイメージについて
王 笑宇 - 平安朝漢詩文における太公望像
出口 誠 - 持続可能性日本語教育における教師の自己研修・教師養成研究
岡崎 敏雄 - {-e-}型自動詞と、対応する{-u}型他動詞の派生関係について―『日本国語大辞典精選版』における初出年代から比較した有対自動詞の性質―
関口 雄基
第64号 2018/12/28刊行
- 標題紙、目次、奥付
- 説話の語り変えと聖遺物―聖徳太子南岳取経説話をめぐって―
谷口 孝介 - 大伴家持の子日歌について―「玉箒」を中心として―
劉 宇超 - 『綜合文化』における「綜合」―弁証法的性格の検討―
胸組 芙佐子 - 子供が綴った文章に接することの心性―小砂丘忠義の綴方指導を参照して―
飯田 和明
第63号 2018/02/28刊行
パネルディスカッション「死生観の向こうに」
- <基調講演>「鬼神」について
小松 建男 - 古代日本の死生観―人麻呂挽歌とその周辺―
茂野 智大 - 高校国語総合の現代文教材における死生観
各務 めぐみ
- 『学習の系統性を意識した古典作品の教材研究―『竹取物語』を素材として―
西 一夫 - 【評釈】『不白翁句集』「春之部」―川上不白の句作からみる茶の湯観―
石塚 修 - 内閣文庫蔵天文五年写『三体詩幻雲抄』における宋詩の引用状況
劉 玲 - 対象変化構文の格と動詞について
神永 正史
第61・62号 2017/03/31刊行
パネルディスカッション「ことばの翻訳・文化の翻訳」