生産性を下げる要因はたくさんあります。
自分の思考や感情、周囲の環境は、仕事の能率に大きく影響します。しかし、そのように大きな影響を与えるものが何なのか、自分では気付いていないこともあるでしょう。
知ることには大きな力があります。頭の中をすっきりと整理し、生産性を上げていくためには、まずは「生産性を下げる要因にはどのようなものがあるのか」を知ることから始めましょう。
今回は生産性を下げる考え方や行動など44の要因を一挙にあげてみました。
- 仕事や作業が難しい場合、基本的に他の人の方が自分よりうまくやっていると思ってしまう。
- 成功させなければと思っても、失敗しないようにしなければとは思わない。
- 他の人が無視しているようなものでも、心から信じているたった1つの情報を元に決断をする。
- 何度も同じミスを繰り返す原因となるような失敗を見逃しがち。
- 計画を立てるのが嫌いで、思いつきでやるのが好き。
- 希望の持てる情報は、それが真実になることを期待して何度も繰り返そうとする。
- 一覧が嫌いなので、緊急事項や「なるはや」案件だけしか覚えない傾向がある。
- 全体を見ずに、特定のできごとや人に責任を負わせる。
- 自分の知っている事実と矛盾しても、「事実ではない」と言うことがある。
- 常に自分が正しいと思いたがる。
- 常に相手が間違っていると思う。
- 決まったやり方などないのに決めつける。
- ないと思い込んでいるせいで、決まったやり方があるのを見逃す。
- もっとうまくいくかもしれない別のやり方を試すのではなく、今のやり方に執着する。
- 目の前の利益を過大評価し、長期的な利益の評価に保守的になる。
- 他人が見てどう思うかを考えるのが嫌い。
- はっきりとしないことが嫌いなので、短絡的な結論に飛びつき、その結論が間違っていても気にしない。
- 自分の感情にとらわれ過ぎる。(嫌な気分になるとこの世の終わりのように感じる)
- 掘り出し物から手に入れた物は、実際よりはるかに価値があるように思う。
- できごとや人を個別に考えるのではなく、一概に扱う一般化が得意。
- 必要以上の労力や時間をかけた結果として得られるものには、過剰の期待をする。
- 相手に直接聞くのではなく、自分が思っている範囲で誰かを手助けすることを過大評価する。
- 自分で調べたり使ったりするよりも、すでに使える人に使い方を教えてもらいながらツールを使う。
- 何かを獲得する興奮より、何かを失う恐怖の方が強い。
- 過去と未来は直線だと思っている。
- 未来のゴールにたどり着く可能性は、過去のできごとによって左右されると思っている。
- 仕事の難しさを大体いつも甘く見ている。
- 後悔先に立たずだと思っている。
- 成功を直線的なものとして考えており、同じことをもう1度できると考えがち。
- いつになるか分からないようなものではなく、今すぐ手に入って満足する方が好き。
- 多くの人が必要とするものを無視し、少数の人が必要とするものに力を入れる。
- 起こることはコントロールできるという過大評価や、コントロールできるという幻想を抱いている。
- 出来事も、人も、行動も、1回限りだとは思っていない。
- 行動を起こすことが求められている時に、情報を探している。
- 疲労、休憩、中断などを考慮せずに作業を見積もる。
- 投資してしまったものは、良くないものだと分かっていても決断を押し切ってしまう。
- この世では、誰もが自分にふさわしいものを手にしていると信じている。
- 誰かの成功は、その人が相応の努力をしたからではなく、運が良かったせいだと思っている。
- 誰もが自分と同じ欲求を持っているという思い込みを元に仕事をしている。
- 逃した魚は大きかったとはほとんど思わない。
- 意思決定の内容よりも、出来上がったものに対して判断をする傾向がある。
- 安全だと感じられる時は、大きなリスクを取りやすい。
- 小さな変化を受け入れた後は、変化はもう十分だと自分に言い聞かせ、現状維持を選ぶ。
- 未来を予測する直感があり、自分には何かができると思うか、もしくは何もできないと思い、そのような自分の考えは間違いないと思っている!
44 Things We Tell Ourselves that Hurt Productivity | IQTELL
Haim Pekel(訳:的野裕子)
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