こんにちは。恋愛スタイリストの石田明です。
学校でも会社でもデートでも、誰かに会うときちゃんとあいさつをしていますか?
「おはよう」や「久しぶり」など、よく使うあいさつの言葉はありますが、そのひと言だけで終わってしまうとそっけなく感じられます。会話上手な人は<そのあと>に重点を置き、それに続く会話のことも考えながら最初のひと言を発しているものです。
今回はあいさつの後に続く会話術を紹介していくので、是非活用してみてください。■ 「イエス」「ノー」で答えられる簡単な質問から
「今日、朝起きたら急にお腹痛くなっちゃってさ」
あいさつの後、間を埋めようとしてすぐに自分の話をしてしまいがちですが、ベラベラと自分の話をいきなりされても相手は戸惑ってしまいます。ですから、まずは相手の話をしましょう。
「おはよう。今日は仕事遅くまで?」「おはよう。今日は雰囲気違うね。髪型変えたの?」など、「イエス」か「ノー」で簡単に答えられる質問だとなおいいです。相手が話せる内容であれば、声をかけられた方は自分に対する気遣いも感じられるし、簡単に答えられる質問なので返答に悩まずにすみます。それがキッカケとなり、会話が弾むこともあるでしょう。
<相手はいま会話したいのか>をさりげなく確認できるという利点もあるので、あいさつと会話のクッションとして使うと効果的です。
■ 天気予報はチェックしておく
あいさつの後、特に会話することがない場合によく出てくるのが<天気についての話題>です。天気予報のチェックひとつで、他人との会話の差もつけられるでしょう。例えば、
── おはよう。今日は天気良いね。
「そうだね。これくらいが丁度いいなあ」
── 夜は少し雨が降るみたいだけど、傘持ってきた?
「あ、そーなんだ!持ってきてないよー!」
── ○○TVの天気予報、よく当たるんだよ(笑)。...
TVや携帯電話などで天気予報をチェックしておくだけで、何気ない天気の会話も、より広げられますよね。最近ではスマートフォンのアプリなどで、天候や気温だけでなく雨降りを知らせてくれたり、現在地の花粉量をチェック出来るものもたくさん出ています。あいさつの後の話題作りに役立ててみてはいかがでしょうか。
■ あえて間を空ける
あいさつの後、すぐに会話に入ることができないときは、相手も「どんな内容の話をしようかな」と考えていることが多いもの。そんな時は、少し間を空けることを意識してみましょう。
その間、相手は「何か話をしないと」と考えてくれているはず。しばらく後に、間を空けたらあなたから会話をスタートさせてみましょう。
間を空けた分を気まずく感じる必要はありません。間をとってじっくりと会話をしようという姿勢からは、あなたのもっと話したいという気持ちも伝わります。そのとき相手が会話をスタートしたなら、その間が<相手の耐えられる限界>です。次回からはそれ以上あけないように注意しましょう。あいさつは、家族や友人、恋人にも毎日するものです。声をかけづらい場面もあるかもしれませんが、こちらから声をかけることで、会話をするキッカケやチャンスを与えてくれます。どんどん活用して、私生活に役立てていきましょう。
(石田明)