先月、東京でオープンした「Lightningspot」など、日本でも、フリーランスで働く人々が集い、それぞれの仕事をこなしながらコミュニケーションがとれる「コワーキング・スペース」が増えてきましたね。もちろん、このトレンドは欧米でも広がっているのですが、その一例が英ロンドンで話題の「Central」です。
ロンドンの中心部、トッテナムコートロード駅(Tottenham Court Road)近くにあるこのコワーキング・スペースは、一見オシャレなカフェのよう。1階と地下の2フロアにわかれており、全フロアがWi-Fiに対応、プリンターやコピー機も使えます。
1階には会員はもとより、非会員も利用できるカフェスペース「The Central Cafe」があり、コーヒーや紅茶はもちろん、ケーキやサンドウィッチなどの軽食もオーダー可。休憩がてら、他の利用者さんとコミュニケーションする場として活用されています。
また、地下フロアには一時間35ポンド(約4,200円)から使えるミーティングスペースが3部屋あるほか、有料で24時間365日利用できる個人ロッカーや、清潔感あふれるシャワールームまで完備。一般のオフィス以上の機能性とスタイリッシュな内装が人気だそうです。
さて、気になる「Central」の利用料金は、月10時間の利用で月額35ポンド(約4,200円)、週一ペースでの利用コース「Central Day」で月額75ポンド(約9,100円)となっており、これらのほか、利用頻度に応じて3つのコースが用意されています。
若干、料金設定は高めという印象もありますが、独自にオフィスを構えるよりは安上がりですし、気兼ねしながらカフェを仕事場代わりに使うくらいなら、このようなスペースを利用するのも一法かもしれませんね。
皆さんも日本はもちろん、世界で見つけたオススメのコワーキング・スペースがあれば、ぜひ教えてくださいね。
(松岡由希子)