こんばんは傍島です。
私は、絶賛中年のオジサンでクルマ好きですが、若者は、クルマ離れが進んでいると言われます。
原因はいくつか考えられます。例えば、ケータイと比べると進化の歩みは鈍亀のようですし、刺激的でなく面白みに欠けます。ケータイとクルマを一緒くたに考えるのは乱暴ですが、ユーザーに便利さ以上の価値を提供できないのは、開発に関わる人達の懐の深さにも関係しているのではないかと思います。
で、もうひとつ考えられるのが、金銭的な負担です。例えば、クルマ購入時には、自動車取得税とか「何コレ?」と言う税金が課されます。これに消費税も加算されるワケですから、自動車取得税は何を目的にしている税金なのか、ナゾが深まるばかりです。また、保有するにも自動車税の負担があります。こんな状態では、到底クルマを保有しようという気持ちにはならず、リスクと考えてもおかしくありません。
こんな状況を打開すべく「不合理で過重な今の自動車税制を変えるための署名」という署名活動が行われています。
続きは、以下で。
「不合理で過重な今の自動車税制を変えるための署名」の署名を行っているのは、JAF(日本自動車連盟)です。その名前は、クルマを保有していない方でも一度は耳にしたことがあるはずです。
JAFは、クルマが故障した時に助けに来てくれる以外は、いったい何をしているのか分かりづらい団体の印象でしたが、設立目的の中には「オーナードライバーの権益を保護する」とあります。今回の署名活動は、その目的に沿っている非常に分かりやすいものです。署名は、JAFのウェブサイトから行えるので、手短に賛同できます。
クルマ自体の価値や魅力が高まったとしても、誰しもが使える環境が揃わなければ意味がありません。また、日本の主要産業に自動車が入っているにも関わらず、理不尽な税制のせいで恩恵に預かりにくいのも変な話です。クルマをお持ちの皆さん、税制に疑問を感じる皆さん、署名活動に協力してみてはいかがでしょうか?
道路のために払っているクルマの税金の一般財源化には反対です!
(傍島康雄)