Photo By jhayne.ライフハッカー編集部様
私は、仕事で四六時中パソコンに向かっています。こういう状況で目の健康を守るには、どうすればいいのでしょうか? 教えてください。
PN: 目疲れが心配(Worried About Eyestrain)
目疲れが心配さんへ
オフィスで一日中パソコンとにらめっこし、さらに、帰宅後もまた自宅のパソコンと向かいあい、寝る前にはケータイ電話の画面をチェック...。ネットワーク社会に生きる現代人にはありがちなことです。
とはいえ、目の疲れを防ぐ方法がないわけでもありません。早めに、目が疲れている兆候を感知し、大事に至る前に目を休ませることがポイントです。
では、具体的な方法についてご紹介しましょう。
■目の疲れを示す兆候とは? 目の疲れを示す兆候はカンタンにわかりますが、よくあることなので、これに慣れっこになりがちなのが厄介です。具体的な症状としては、めまいや頭痛、頭のふらつき、目の周りのひきつりなどが挙げられます。また、目の炎症、吐き気のほか、閉じたときに目が熱くなるのも、疲れ目のサインです。問題なのは、とくに仕事が忙しいとき、これらの症状を無視してしまうこと。カラダからの「SOS」に耳を傾け、きちんとケアすることを心がけましょう。
Photo by Bryan Gosline. ■目の疲れを和らげるには?目の疲れを和らげるには、頻繁に休憩を取ることがポイント。「忙しくて、そんなヒマないよ」と言いたいところかもしれませんが、30分ごとにパソコンから頭を上げ、2~3分間パソコンと離れるようにしましょう。
米Lifehacker記事「Reduce Computer-Caused Eye Strain with the 20-20-20 Rule(20-20-20ルールでコンピュータによる疲れ目を軽減)」でご紹介した、「20-20-20ルール」を試してみましょう。これは、コンピュータを20分使ったら、20秒間、20フィート(約6メートル)先を見て目を休めるという方法です。
「20-20-20ルール」は、実際やってみると、思うほど続けづらいものではないはずです。大事なのは、定期的に目を休める機会を設けること。このルールを自分流にアレンジして、一日のスケジュールに組み込んで習慣化しましょう。
一日の時間帯に合わせて画面の色温度を自動調整する『F.lux』を使って、コンピュータ環境を改善するのも一法。ライフハッカーアーカイブ記事「カラダに良い快適な仕事環境を整えるためのコツ」を参考に、適切な場所にディスプレイを配置することも、一定の効果が期待できます。
また、オフのときは、できるだけコンピュータを使わないようにしましょう。コンピュータの画面から離れ、外に出たり、散歩をしたり、読書するなどして、目を休める時間をとることも大事ですよ。このほか、疲れ目対策については、ライフハッカーアーカイブ記事「PCを見つめすぎた目に効く、5つの疲れ目対策」もご参考まで。
お役に立てれば、幸いです。
ライフハッカーより、愛を込めて。
Alan Henry(原文/訳:松岡由希子)