パスワードは「自分が忘れないこと」と「他人に知られないこと」の両方が大事。かといって、セキュリティ上必要な条件を満たす複雑なパスワードは,記憶するのが難しい。自分で作ったならまだしも、勝手に設定されたランダムな文字列は頭がオーパッキャラマド。

パスワードは紙に書き、常に身につけて離さずにいるものの代表選手、お財布などに隠しておくという、アナログなメモ派だけでなく記憶派にもおすすめしたいのが、こちらPasswordCard

画像のような、自分だけにしか分からないパスワードのメモが無料で作れます

 ランダムな英数字混じりが基本ですが、数字のみの行を作ったり、英数記号混じりにすることも可能です。Options欄からお好みでチョイス。表示されたチェックボックスをクリックしてチェックマークを入れると、世界でひとつだけのパスワードカードが生成されるので印刷しましょう。

ここで、気を付けていただきたいことが。一番上のNumberを失念すると、カードの再発行ができなくなってしまいますパソコンとは離して、しっかり管理してくださいね。

安全対策として、プリント後はキャッシュデータを消去すると良いでしょう。パスワードカード自体はクレジットカードサイズのため、大事なものだから肌身離さず持ち歩くとしても...かさばりません。お財布にも入ります。

使い方は言わずもがな。想像に難くありません。文字方向(水平・垂直、時計回りetc)や文字数などのマイルールを初めに決めておきます。強固にするには8文字以上の文字数が好ましいとのこと。

例えば、スマイルマークの列を基準点とし、左に10文字としておけば、iTunesは「緑のライン」、Facebookは「紫ライン」と覚えておくだけで、パスワード自体をメモする必要なし!

もちろんルールは全部一緒くたにしなくても、パスワード毎に変えても問題ありません。設定方法やカードの保管先は、人さまざま。お好きにどうぞ。

万が一、第三者に見られてもこのカードだけではピンとこず、パスワードが漏れる可能性はグッと低くなるはずです。ただし、印を付けたり、カード上を指でなぞったりすると汚れ度合いから推測されてしまうので、お気をつけて。敵を知り己を知れば百戦危うからず。パスワードをハッキングする手順や発想も頭に入れておきましょう。

Your PasswordCard

Kevin Purdy(原文/訳:kiki)