こちらの記事では、チームのモチベーションを下げさせないための鉄則として、以下の3点を挙げています。
その1: 公平性
給与・待遇などにおいて、フェアに扱うこと
その2: 成果の尊重
仕事やその成果を尊重すること
その3: 健全な仲間づくり
メンバーと良好で建設的な関係を構築すること
とくに重要なのはメンバーに一定の安心感を与えること。成果が出なかった場合でも、クビにするというのは、究極の最終手段と考えるべきだそうです。
では、日常のマネジメントでは、具体的にどのような点に気をつければよいのでしょう?この記事では、以下の8点を勧めています。
- 明確で信頼できる目標をチーム全体に浸透させる
- メンバーの貢献をきちんと認める
- メンバーの仕事が円滑に進むよう、「調整役」になる
- メンバーの育成のため、コーチングする
- コミュニケーションを十分にとる
- やる気のないメンバーとも向き合う
- チームワークを推進する
- 聞き役になり、積極的に関与する
チームの目的を伝える「伝道師」となり、またときに相談相手、ときに調整役、ときにコーチと、様々な役割を担いながら、チームとしての成果を追求することが、マネジャーの使命といえるでしょう。このほか関連する記事としては、ライフハッカーアーカイブ記事「部下に仕事を指示するときの効果的な5つの方法」も参考にどうぞ。
Why Your Employees Are Losing Motivation
[Harvard Business School]Lisa Hoover (原文/訳:松岡由希子)