Windowsのみ : マルチモニターでのウィンドウ管理や壁紙管理をするなら、最近アップデートされ、お値段もリーズナブルな『DisplayFusion』がおススメです。
米lifhackerで過去にも取り上げたことがあるのですがマルチモニターツール『DisplayFusion』は「デュアルモニターをカスタマイズ」し、「デュアルモニターを最大限に活用する」ための手助けをしてくれるのです。今回のアップデートではさらに機能が追加され、パソコン上の画像やFlickrだけでなく「Vladstudio」などの壁紙コレクションからも壁紙を取って来ることが出来るようになりました。ちなみに「Vladstudio」はマルチモニター用の壁紙が数多く揃っている人気サイトですよ。
新しい壁紙取得機能も良いですが、今回導入されたマルチモニターウィンドウズ管理機能は、それよりももっと嬉しいお知らせ。『UltraMon』と同様に、『DisplayFusion』にもタスクバーをマルチモニター表示させる機能が搭載されました。モニター間のウィンドウの移動はホットキー、またはウィンドウのタイトルバーをミドルマウスボタンでクリックすれば可能。
一点だけ物申すなら、3つ以上のマルチモニターを使用している場合、ウィンドウがどこのモニターに移動するのかを選択することが出来ないので、ホットキーまたはミドルマウスキーで左端にあるモニターから右端へと移動させる場合、キーを2度押す必要があります(UltraMonでは選択可能)。写真で見える通り、モニターは2-1-3のパターンで配置されてます。なので、真ん中のモニターから右端のモニターへ移動させるには2クリック必要なのです。まぁ、そこまで不便、というわけではもちろんありませんし、モニターが2つの場合には問題ないです。3つ以上のモニターを使っている方は一応、知っておいた方が良いかと思ったので。
それでは『DisplayFusion 3.0』の機能を見てみましょう(写真はクリックで拡大します)。
機能性だけの比較であれば、『UltraMon』の方が例えばマルチモニタースクリーンセーバツールなどが使えて便利なのですが、『DisplayFusion』は『UltraMon』の40ドルに対してわずか16ドル前後で入手出来ます。
モニター2つ、3つの環境で去年から使っていますが、『DisplayFusion』が損のない買い物であることは間違いないです。『DisplayFusion』に便利なタイトルバーボタンが付いて1つのモニターから別のモニターへの移動がもっと簡単になったなら、『UltraMon』と『DisplayFusion』の両方を並行して使うのはやめて、『DisplayFusion』だけを使うつもりでいます。
機能制限はかかりますが無料版もあり、購入前に30日間のトライアルライセンスを申請することも出来るので、気になった方は試してみてはいかがでしょうか?
『DisplayFusion』はライフタイムライセンスが約16ドルで購入できます。Windowsのみ。
DisplayFusion 3.0 [Binary Fortress]
Jason Fitzpatrick(原文/まいるす・ゑびす)
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