群雄割拠とは、まさにこのことですね。
世界最速を謳ったFirefox3最終版のリリースは大きな事件でしたが、その後のIE8ベータ版、Google Chromeベータ版、そしてFirefox3.0.3などがリリースされ、どんどん激化しているブラウザ抗争。先日、Opera9.6もリリースされて、もうひっちゃかめっちゃかという様相を呈してきました。果たして、どれが一番便利なのか、皆目検討もつきません。
というわけで、米lifehackerでは、過去記事のデータと最新データを組み合わせて、定番記事「主要ブラウザ対抗スピードテスト」をアップデート。Windowsでダウンロードできる主要ブラウザを完全比較しております。
詳細は、以下にてどうぞ。
テストについて
「ページ読み込みテスト」は、目測でタイマーを使用して行いました。また「CSSテスト」はダウンロード可能なフォーム、「JavaScriptテスト」はシェーン・パトリックのWebテストで。「メモリー使用率テスト」はWindows Vistaのタスクマネージャーを使って行っています。各テストの詳細は、「主要ブラウザ対抗スピードテスト」のオリジナル過去記事をご覧下さい。
■ページ読み込みテスト:勝者はOpera(9.5)! ページ読み込みテスト1 : 起動
ま、あまり驚きはないといいますか。Opera9.6ベータは、公式リリース通りのパフォーマンスですね。Cold Start(しばらく未使用の上での起動)、Warm Start(使用中に一端閉じて再起動)どちらもいい成績を残しています。
ページ読み込みテスト2 : タブの複数表示
次の「ページ読み込みテスト」は、ブックマークから8つのページを読み込むテストです。しかし、まあ、どれも新しいはずのベータ版のものは、時間がかかっていますね。
■ JavaScript & CSS テスト : 勝者はSafari!
これだけのアプリがそろうと、さすがにこの分野でSafariの圧勝ということにはなりませんでした。まさにChromeと鼻の差を争っています。面白いのは、ほとんどのブラウザがCSSよりもJavaScriptの方が良い結果になっているのですが、SafariとChromeは逆に悪くなっているというところですかね(IE7.0.6もだけど)。
■メモリ使用率テスト : 勝者はFirefox!
この分野については、Firefoxが1馬身リードといった感じです。拡張機能は、このサイトの多くの読者に受け入れられていますが、それ以上にMozillaが注力するといっていた分野なのである意味当然の結果といえるでしょう。
さて、これが我々の調査のすべてです。いかがでしたか? いろいろ見方があると思うので、コメントお待ちしておりますね!
Kevin Purdy(原文/オサダシン)
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