仕事中に襲ってくる眠気...。これを覚ます方法について、眠くなってからあれこれ工夫するだけでなく、「安眠することで日中は眠くない」というライフハックを検討してみてはいかがでしょうか。

睡眠が足りないと、「今日もよく眠れなかった」とプレッシャーがかかっているのに、頭の方はうまくまわらなかったりしますが、悪化するとうつ病になってしまう恐れもあるので、うまく不眠を回避していきたいところです。

安眠についてはいろいろ方法がありますが、37歳サラリーマンである私が、長年実行して成果をおさめている、若干掟破りの安眠法を紹介させていただきます。

(1)夜更かししないために「やりたいことは朝やる」ことにする

「ネットサーフしていて、気がついたらいい時間」というのはよくあります。「夜更かしよりも早寝した方が、朝も調子がいい」とわかっていながら実行できないのはなぜかというと、楽しいことを我慢して寝なければいけないような気がするからです。そこで「やりたいことは朝やる」ルール。とりあえず「朝起きてやろう」と思って寝て、朝眠かったらそのまま寝ていればいいだけの話です。早起きしてまでやりたかったことなのか、自動的に吟味がかかる点で、本当にやりたいことだけに時間を遣うことができます。

残りの4つの安眠法は、以下からどうぞ。

 

(2)リアルタイム型のネットサービスには手を出さない

夜更かしが前提になってしまう遊びを控えるというのも重要です。たとえばネットゲームは、抜け際を純粋に自分では決められないのでとても危険。また、昔で言うとチャットにあたるミニブログも、寝る前に一言書いてから寝ようとするとレスがついて、それについてレスをつけていたら、またレスがついて...となりがちなので、リアルタイム型のサービスには手を出さない方が安全です。


(3)時計を裏返して寝る

「よく眠れる」というのは「途中で起きることがあっても、再び眠りにつける」ということでもあります。特に不眠モードに入りかけのときは、自分の睡眠時間を客観的に把握していては逆にプレッシャーがかかってしまいます。「2時間しか寝ていない、こんなんで働けるのか?」と思うとつらいですよね。

そこで、寝る間際にアラームをセットして、時計を裏返すことをオススメします。途中で目が冴えても絶対に時計を裏返しません。何時か確認したところで「自分の眠れてない度」を確認するだけで、何のメリットもありません。寝るときに気をつけることとはただ一つ「朝、時間通り起きること」だけなので、それ以外については意識が行かないようにするのです。

(4)騒音がひどいときは、逆に騒音に聞き入ってみる

イレギュラーな時間に寝る場合などは、外がうるさくてカリカリしてしまうこともあるかと思いますが、騒音を邪魔な存在だと考えるとかえってつらいものです。そこで、騒音を騒音と思わないで、逆に集中してみるという方法はいかがでしょうか。外の音を真剣に聞き取り、風景を想像するなどしていると、いつのまにかその風景の輪郭がぼやけてきて眠りの世界に入るのです。

騒音に対して余裕の態度で臨むことで、心の平安を保つのです。

(5)ベッドに入ってからの考え事は徹底的にする

これは人によると思うのですが、雑念が浮かんで目が冴えてしまう場合もありますが、「物事を考えないようにする→でも考えてしまう→こんな調子で朝になったらどうしよう!」という負のループをなくすために、徹底的に考えるようにしています。「考えてはいけない」と思うと、中途半端に考え、そのことで不安が増大するのであって、「ようし、徹底して考えてやるぞ」と思って考えを進めていくと、不安な要素を分析して「あれ? よく考えると大したことはないな!」という気持ちになるか、考え疲れてバカバカしくなって寝てしまいます。

という感じで乗り切ってきたのですが、これでもなかなか実行できない...というときは、「『眠り』のポータルサイト 安眠総合研究所情報局」をオススメします。

眠りについての基礎知識から、「ふとんに湿気をためないテクニック」や「簡単安眠マッサージ」など、実践的な安眠についての情報までを網羅しています。これだけ量があるので、自分にフィットした安眠法がきっと見つかるはずです。

[「眠り」のポータルサイト 安眠総合研究所情報局]

(文と写真:ココロ社)

【関連記事】

レタスサンドウイッチで 不眠症 を攻略 !?

図解!心地よい昼寝の方法

早起き支援サイト「早起き生活」