マイクロソフトのファンになってしまいそう……。
Windows Phoneでは大苦戦を強いられ、なかなか思うようにはモバイル分野でユーザーを獲得できないでいるマイクロソフトですけど、意外とスマホアクセサリーからサポーターを集められるかもしれませんね。というのも、このほどスペインで開催中のMobile World Congress(MWC)にて正式発表された「Universal Foldable Keyboard」の完成度が高いと評判なんです!
すでにWindowsのみならず、iOSやAndroidでも使えるキーボードを昨秋に発売しているマイクロソフトですが、新たなUniversal Foldable Keyboardは、二つ折りにしてマグネットで閉じられるコンパクトな携帯性が最大のアピールポイントです。Bluetoothで複数デバイスと同時接続すら可能になっており、ファンクションキーを押すと、1台のキーボードからタブレットでもスマホでもキーボード文字入力をワンタッチで切り替え利用できて便利ですよ。
なお、Universal Foldable Keyboardは完全防水仕様ではありませんが、ちょっとした水滴がかかっても大丈夫な防滴性能を備え、ソフトカバーがデスクトップでは滑り止めとして働くデザインともなっています。フル充電から3か月ほど連続使用できるロングバッテリー寿命もいいですよね。外出先で長文を打ちたいときなどに、ササッとポケットやカバンからUniversal Foldable Keyboardを取り出し、終われば薄く折りたたんでしまえるコンセプトは、すべてのモバイルユーザーがそそられてしまうのでは?
ちなみにUniversal Foldable Keyboardのターゲットには「Designed for iPad, iPhone, Android, Windows」というキャッチフレーズが用いられ、Windowsデバイスよりも先に、iOSやAndroidユーザーに訴えかけるマイクロソフトの戦略さえ見え隠れしています。マイクロソフトがWindowsパソコン向けにデザインしたキーボードやマウスにはハイグレードなモデルが多く、そのラインナップが、こうしてアップルやグーグルのOSにも今後対応していけば、きっと大喜びのユーザーは少なくないでしょうからね~。
source: The Verge
(湯木進悟)