これでアドビの魔の手ともオサラバ?
Photoshopという言葉は、最早「画像を加工する」行為と同義語であると言えます。そんな多大な影響力を持つPhotoshopですが、現在最新のヴァージョンを利用するには、毎月980円払う必要があります。それで稼ぐプロならまだしも、アマチュアの懐には少々痛い。でも、ネットにはPhotoshopの替わりとなり得るフリーの画像エディタが無数に存在します。今回は、その中でも特に使えるものをピックアップしてみました。どうせサブスクリプションを購入するなら、NetflixやSpotifyなどのサーヴィスにお金を使いたい(あとは食費とか)という方のための、厳選されたリストをどうぞ!
Adobe Photoshop Express
Photoshopの最も基礎な機能だけをフリーで利用できます。ブラウザから使える他、Android、iOS、Windows Phoneにもアプリをダウンロードできます。写真の切り取り、回転、リサイズは勿論、明るさやコントラストの調整、赤目修正も可能です。また、タッチアップツールを使えば肌の傷やシミを取り除くこともできます。
覆い焼き、焼き込み、ハイライトなどの定番は、ブラシサイズが3種類しかないなどフルヴァージョンほど細かい設定はできません。また、水晶、ピクセレート、スケッチ、変形、ポップカラーなど少数ながら便利なフィルタも使用できます。使い勝手はシンプルで楽しく、変更の取り消しもクリック1つで行えます。
Creative Cloud版のようなピクセル単位の細かい調整はできませんが、それでもフリーというのは実に魅力的です。サブスクリプションを購入する前に、こちらでも十分ニーズに合うかどうかを試すのがベストではと思います。
GIMP
Photoshopレベルの機能をフリーソフトに求める人は、まずGIMP (Gnu Image Manipulation Program) を試すのではないでしょうか。さすがに本家ほど多彩な機能はありませんが、それでも初心者は目がくらむほどのツールが用意されています。さらにGIMPはコツを掴むのに時間はかからないし、学ぶだけの価値はあると思います。タダだしね。
高機能なイメージフィルタリングや複数画像のステッチングなど、一般的にPhotoshopに求められる作業は、GIMPでもそつなくこなせます。Windows、OS X、Linuxのヴァージョンがあり、オンラインには沢山のチュートリアルや解説があるので、より深く使い込む事もできます。GIMPには約20年の歴史があり、使えば使うほどそれを感じ取れるんです。さまざまな形のブラシや細かい調整のきくフィルタなど、大抵の画像編集なら問題なく行える機能がそろっています。
Pixlr
なんでもクラウドな今、「デスクトップアプリなんて使ってられない!」なんて方もいると思います。そんな方には、WebアプリのPixlrが最適かもしれません。見た目や操作感はPhotoshopそっくり。オンラインで動作するのにPCから画像を読み込んだり画像URLから直接引っ張ってくることも可能です。当たり前ですがこれもフリー。
覆い焼き、焼き込み、ボカシ、コピースタンプなどの他にさまざまな選択用ツールがあり、実にPhotoshopっぽい印象です。テキストオーバレイやレイヤも完備しており、フィルタメニューを開けば、奇妙なものから素敵なものまで色んなエフェクトが用意されています。
高度なカラーピッカや膨大な調整オプションなどもあり、しかも多くのツールで詳細を設定できるので、ベテランユーザにも魅力的なアプリとなっています。屈指のオンライン画像エディタであるだけでなく、屈指のWebアプリでもあると言えます。Paint.NET
Paint.NETはそもそも、OSに付属のペイントソフトの上位ヴァージョンを目的として誕生しました。しかし時と共に進化し、ここ数年はWindowsユーザお気に入りのアプリとなっています。GIMPほどパワフルではありませんが、より使いやすく、馴染み深いインタフェースを備えています。
半透明のインタフェースは自由に動かせ、ウィンドウやダイアログを好きな場所に配置できます。機能面では、レイヤ機能や少ないながらも使い勝手の良いエフェクトなどの基本を押さえつつ、コミュニティによって開発されるプラグインを使う事で、更なるファイル形式のサポートなど、拡張性も確保しています。
フォトショップの代替としては、恐らく最も取っ付き易いアプリであると思います。ハイエンドな機能はあまりありませんが、ゴチャゴチャしていない、スッキリとしたツールバーやメニューが嬉しいユーザも多く、テキストやシェイプ、ブラシツールを使う事で、画像の作成ツールとしても悪くない力を発揮します。
PicMonkey
PicMonkeyは、2010年にグーグルに買収され、その後Google に取り入れられたPicnikが残していった空洞を埋めるのに一役買いました。PicnikのエンジニアであるJustin HuffさんとBrian Terryさんは、Picnikを離れてPicMonkeyを開発し、この新しいアプリでも完成度と機能性の高さを見せつけました。
このWebアプリは、直感的なインタフェースと高度な機能の際どいバランスを維持しています。サイトのEdit a photoをクリックですぐに始まり、多種多様なツールが使えるようになります。シェイプ、テクスチャ、そしてテキストがほんの数クリックで配置でき、インスタグラム的なスタイリッシュなエフェクトも使用できます。
ハン・ソロの顔をチューバッカの身体にコラージュするなど伝統的なPhotoshopの作業にはあまり向いていないかもしれません。しかし、手早く調整したり、エフェクトやオーバーレイを加えたりするには十分すぎる性能です。当然、ブラウザベースのアプリなのでどこからでも使用できます。お金を払ってアップグレードする事で、追加の機能を使用できる上、広告を消す事ができます。
以上米ギズのチョイスですが、まだまだネットには多くのアプリが存在します。皆さんのオススメがありましたら、是非コメントを!
David Nield - Gizmodo FIELDGUIDE[原文]
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