イギリス・ロンドンのテムズ川河口に全ての輸送のための巨大なハブ空港、「テムズ空港」を建設するという、壮大なプロジェクトが存在します。
空港としてだけでは無く、高速道路を繋ぎ、イギリスとヨーロッパを結ぶ高速鉄道も連結させ、さらに船の発着場としても機能するという、ほとんど全ての輸送を担う中心施設を建設するという超巨大プロジェクト、約6.5兆円かかると見積もられているようです。
テムズ・バリア(テムズ川の洪水を防ぐ堤防施設)も新しく敷設されます。Foster and Partnersらによって設計されており「我々英国は、今世紀または来世紀までに、全ての輸送とエネルギーのインフラを構築することによって、19世紀の頃のように先見性と政治的活力を取り戻すことができる」そうです。ロンドン、その他のイギリスの地方、そして英仏海峡トンネルを通してヨーロッパを結ぶため、地下には鉄道網、高速道路網は、複数層にも渡って整備されます。
再びイギリスが世界の中心に返り咲くかどうかはわかりませんが、とにかく壮大でワクワクするプロジェクトですよね。
高度なエンジニアリング技術が求められるでしょうし、ものすごくモダンでかっこいい施設になることを全力で期待したいと思います。
mayumine(JESUS DIAZ 米版)