サムスンのバルセロナWMC'09のスローガンは「The Power of Touch(タッチのパワー)」。―だけど、これが相変わらずひどくてひどくて。もう「あなたを発狂寸前に追い込むパワー」とでもスローガン変えた方がいいんじゃないでしょうか…。
どうしちゃったんでしょうね。去年IFA 2008でOmnia試した時には、「お粗末なデザインのインターフェイス、うんざりするほど長い反応時間、バギーなソフト、チープでファットな手触り」と書きました。
今年のMobile World Congress(MWC)'09で見たサムスン携帯はチープでファットな手触りではなかったものの、タッチのインターフェイスは去年並みにひどかったです。僕だけじゃなく、これは周りの人たち、ブースの人たちにも念のため触ってもらった結果なんですが…。
一応、ハイテク展示会のブースで一般公開してるんですから欠陥品なわけない、ですよね? 来訪者もパートナーも報道関係者も全員触るんですから。なのに、どうして「タッチ」の反応がここまで悪いんでしょう? 最も基本的なクリック操作も何回か触って初めて反応するんですよ。ハードが悪い? それともソフト? 単に運が悪かっただけ?
よく分からないですけど、去年のハンズオンとまったく同じ印象を持ってしまいました。このサムスンの新型携帯には他に優れたところも沢山あるんですよね。特にOmnia HDの素晴らしいAMOLEDの高解像度ディスプレイ! それだけに勿体ないなあ、と思います。
Jesus Diaz(原文/訳:satomi)
【関連記事】
・サムスンケータイ「軽すぎるUI」の全貌(iPhoneと呼ばないで)
・ソフトバンクからタッチWindowsケータイ「Touch Pro X05HT」とUSBメモリ型データ通信専用端末「C01SW」本日発売!