未曾有の震災からの復興をどう成し遂げるのか?
その鍵の一つがAndroidです。
日本を元気にするために、ABCに集まりましょう。
多くの人命を奪った大震災と原発事故の長期化が、日本の社会と経済に深刻な打撃を与えています。
同時に、日本の復興と再生を目指す、様々な模索が、それぞれの場所で始まっています。私たちも、そうした流れの一翼を担いたいと、切に、考えています。
あの惨状を目の当たりにして、少なくないIT技術者が、
IT技術やネットワーク・メディアは無力であると、感じたと思います。
同時に、ITとネットワーク技術が、国民の生命と安全を守る上で果たすべき役割が、きっとあるという想いも、私たちを強くとらえました。
今回の経験を通じて、私たちの視野は、広がったと思います。
私たちは、どのようにして、日本の復興と再生に寄与できるのでしょう?
確かなことが、一つあります。世界も、今また大きな転換点を迎えているということです。IT技術のコンシューマ化・個人化を背景として、旧来型のメディアの長期低落傾向には歯止めがかからず、新しいネットワーク・メディアの躍進が続いています。大規模なクラウドの成立とiPhone、Androidといったクラウド・デバイスの大量の普及が、こうした変化を牽引しています。
特に、昨年、スマートフォンの分野で首位の座を獲得したAndroidは、あらゆるメディアの変化と接点を持っています。
IT技術の主要なトレンドは、ここにあります。私たちが、もしも、こうした世界のトレンドにキチンとキャッチアップできるなら、停滞気味の日本に、IT技術の分野で大きな刺激を与えることが出来ます。
今年は、日本のスマートフォン利用者が、一千万人を超える画期的な年になるでしょう。
もともと携帯王国だった日本は、世界有数のスマートフォン大国になるのは確実です。
その中心は、Androidになってゆくと思います。
ABCに集った皆さんが、Androidで日本を元気にしようという決意を固めて、それぞれの企業・地域・学園に帰って行くことが出来るような集まりにしたいと思っています。
皆さんの参加をお待ちしています。
ABC 2011 Summe 実行委員会 実行委員長
特定非営利活動法人 日本Androidの会 理事長
丸山 不二夫
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