「プログラミングGROOVY」という本を読み終えました。
GroovyはJava VM上で動作するプログラミング言語です。この本には、Groovyの特徴は簡潔さ、柔軟性、Javaとの親和性とあります。Groovyを学び、その特徴を実感しました。
特にその3つの特徴の中でもGroovy最大のウリは、Javaとの親和性だと思います。Groovy自体は特に新しいパラダイムを持つ言語ではありません。乱暴に言ってしまえば、GroovyとはJavaと同じオブジェクト指向で、Javaよりも短く柔軟なコードが書ける言語です。それだけでは、よくある最近の言語と同じですが(これだけでも十分Groovyは使いたくなる言語です)、Javaとの高い親和性が、Javaプログラマにとって非常に魅力的なものにしています。
Javaとの親和性の例をいくつか挙げます。
例えば次のコードは、Groovyとして動作します。
public class HelloWorld { public static void main(String[] args) { System.out.println("Hello World"); } }
また、次のコードは、twitter4jをGroovyから使用しています。
(この例ではGroovyっぽく記述しているつもりです)
@GrabResolver("http://github.com/yusuke/twitter4j/") @Grab("org.twitter4j:twitter4j-core:[2.2.4,)") import twitter4j.* def twitter = new TwitterFactory().instance def statusList = twitter.getUserTimeline("ngsw_taro") statusList.each { println "$it.text ($it.createdAt)" }
以上、Groovyの紹介でしたー。