インストラクショナルデザイン
チェックシート
check sheet
チュートリアル教材評価項目
インストラクショナルデザイン(ID:Instructional Design)の、おもにチュートリアル教材を評価するための一般的な項目を、一覧にしてまとめました。
文字(情報)
- 文字は誤字脱字がなく、正しく表示されているか
- 文字表記は統一がとれているか(例:「ください。」と「下さい。」が混合していないか)
- 特殊文字は正しく表示されているか(OSによって違うことがあります)
- 文字の大きさや色使いは見やすいものになっているか(小さすぎず、背景の色に紛れることもない)
- 簡潔でわかりやすい言葉を使っているか
- キーワードは必要に応じて強調されているか(画面のメリハリ)
- 一画面で説明が完結しているか(内容が多い場合は二画面にする)
- 一画面の情報は多すぎないか(普通の文章を半分にするくらいでちょうどよい)
- タイトル(見出し)は定位置にいつもあるか(画面の統一性)
音声(情報)
- 表現は簡潔でわかりやすいか
- 聞きっぱなしで画面のどこを見ていいか迷うことはないか(音声と画面の一致)
- 音声に合わせて対応する個所が画面上で強調されているか(これも音声と画面の一致)
説明部分
- 最初に目標が示されているか
- 最初に全体イメージが示されているか(音声に合わせて進む説明などを除く)
- 説明の後に実際的な例が挿入されているか
- 必要な場合には正確な形、色、イメージを提示しているか
- やさしいものから難しいものへ、単純なものから複雑なものへと説明が推移しているか
- 理解を深めるための、シミュレーションやクイズが含まれているか
- 飽きないための、ユーザーの簡単なアクション(クイズ等)が含まれているか
- 最後に目標が達せられたかを学習者自身が分かるための、判定テスト等があるか
練習部分
- 質問は学習内容についてなされているか
- 必要な人には、より基本的なヘルプが与えられるか
- フィードバックは理解の助けになる内容を含んでいるか
- 再度練習できるか
- 前回の正誤や結果が分かるようになっているか
- 不正解の場合は次に類題が出る等、結果によって出題が変化するか