2009/12/30

年賀状かいた。
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1 1 25 {
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0 12 360 { % for
/i exch def

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r1 r2 r3 setrgbcolor
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( ) show
0 10 20 { % for
/j exch def
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/AgentOrange findfont j 18 add scalefont setfont
(0) show
} for
grestore
} for
220 45 moveto
/Georgia-BoldItalic findfont 10 scalefont setfont
n =string cvs show
(/25) show
showpage
} for

DSC_0178

こちらのAgentOrangeというフリーフォントを使わせていただきました。ありがとうございます。

http://www.1001freefonts.com/AgentOrange.php

2009/12/28

Gauche の CGI スクリプトを lighttpd + FastCGI で動かす手順

Gauche の CGI スクリプトを lighttpd + FastCGI で動かす手順。自分用の備忘録。

FastCGI は、Web サーバと外部プログラム間のやり取りを規定した一種のプロトコル。外部プログラムは起動しっぱなしになっていて、Web サーバは、その起動しっぱなしのプロセスと必要に応じてやり取りする。したがって、外部プログラムには、起動しっぱなしで Web サーバとおしゃべりできる仕組みが必要で、Web サーバのほうも、そんな外部プログラムとおしゃべりできないといけない。

外部プログラム側で必要となる仕掛けは、Gauche の場合、Gauche-fastcgi が提供する with-fastcgi という関数で cgi-main をくるむだけでいい。Gauche-fastcgi のインストールには FastCGI の開発ツールキットが必要。

Web サーバのほうは、lighttpd を使う場合、mod_fastcgi を有効にして、しかるべき設定をする。lighttpd の設定ファイルは /etc/lighttpd/lighttpd.conf なので、まあこれを編集してもいいのだけれど、Debian では lighty-enable-mod というユーティリティがあるのでこれを使う。具体的には、/etc/lighttpd/conf-available/ 以下に nn-name.conf という形式の名前を付けたファイルで設定の断片を用意し(nn は優先順、name は名前)、lighty-enable-mod name を実行する。最初から用意されている nn-name.conf ファイルもいくつかあって、10-fastcgi.conf という FastCGI 用のものもあるけれど、きっと Gauche で書いた FastCGI スクリプトには対応していない。だから、代わりに次のような内容の 10-fastcgi.conf を用意する。
server.modules   += ( "mod_fastcgi" )

fastcgi.server = (
"sample.fcgi" => ((
"host" => "127.0.0.1",
"port" => 1026
)),
"index.fcgi" => ((
"host" => "127.0.0.1",
"port" => 1027
))
)
sample.fcgiindex.fcgi が、 Gauche で書いた実行可能なスクリプトのファイル名。この設定は、「クライアントから sample.fcgi を要求されたら、localhost 上のポート 1026 で動きっぱなしの sample.fcgi に処理させますよ」などと読む。というわけで、事前に localhost 上のポート 1026 で sample.fcgi を動きっぱなしにしておく必要がある。そのために使うのは spawn-fcgi という lighttpd に付属するコマンド。
$ sudo spawn-fcgi -f /var/www/sample.fcgi -p 1026 -u www-data -g www-data
$ sudo spawn-fcgi -f /var/www/index.fcgi -p 1027 -u www-data -g www-data
これで、FastCGI でのおしゃべりをポート 1026 (あるいは 1027)で待ち受けるプロセスが立ち上がる。なお、sample.fcgiindex.fcgi に実行権限が付与されてないと(chmod 755 されてないと)、spawn-fcgi がエラーになる。また、Gauche のエラーでプロセスが死んでも spawn-fcgi そのものは成功してしまうので、spawn-fcgi の実行後に ps awx | grep gosh して起動しっぱなしのプロセスがあることを確認したほうがいい。

この後、lighttpd を起動する。すでに起動していて再起動する場合は、設定ファイルの再読み込みもしておく。
$ sudo /etc/init.d/lighttpd force-reload
$ sudo /etc/init.d/lighttpd restart
これで準備はおしまい。リロードしまくっても新しい gosh プロセスが毎回起動しなければOK。

なお、この手順は、事前に動きっぱなしにしておいた外部プログラムをIPアドレスとポートで識別する方法。識別に UNIX ドメインソケットを使うこともできる。また、外部プログラムを事前に起動しておかず、初回は lighttpd から起動させることもできる。細かい話は lighttpd の mod_fastcgi のドキュメントにいろいろと書いてあった。