個人のアプリ開発は楽しいです。けど時々寂しいです。
例えば深夜にアイコン作ってる時とか。 「いつもはデザイナーさんに助けられてるけど自分でやらないとなぁ…」とか考えて、無性に寂しくなったりします。ちょっと前からこの寂しさを何とかしたいなぁと思っていました。
で、今は Slackにhubotを住ませて1人じゃない感を演出することである程度解決しているので、どんな雰囲気で開発しているかまとめておこうと思います。
先に言っておくと、あくまで自分はこうやってるよという話なので 趣味がかなり入っています。以後その点だけ注意をお願いします。
統一された世界観を作る
プロジェクトごとにSlackのチャネルを作ってそこに全て集約しています。GitHubのアクティビティ通知、CI結果通知、メール問い合わせ通知などですね。
ここで自分が大事にしてるのは、 統一された世界観を作るというところです。
例えば このプロジェクト⇩は、Steins;Gateで統一しています。
Androidアプリの自動デプロイ(Deploygate)結果通知はオカリンにお願いしています。CIとの連携は機械的な通知になってしまうので、タイムリープマシンに話させるようにしました。
別に色々な好きなキャラを寄せ集めてもいいんですが、個人的には 世界観を統一した方が楽しいしテンションが上がるのでそうしています。
hubotごとの役割分担
Slackは無料で5個まで外部サービスと連携できるので、色々なhubotを住ませています。それぞれの役割分担について簡単に説明します。
タイムリープマシンとまゆしぃ(CircleCI連携)
CircleCIを使っていて、GitHubにPushしたらビルドが実行されます。成功 / 失敗をタイムリープマシンとまゆしぃが伝えてくれます。
「これまゆしぃ要らないんじゃね?」 と思われるかもしれませんが、タイムリープマシンだけだとテンション上がらないので必要です。
ちなみに失敗した時はこんな感じです。
CircleCI連携はSlackの設定に用意されてるのでIntegrationの項目からすぐに連携できます。
オカリン(Deploygate連携)
このプロジェクトはAndroidアプリなのですが、CIが終わったらDeploygateでアプリを配信するようにしています。
配信されたらオカリンが教えてくれます。 なぜオカリンかというと、台詞が頭に浮かんだからです。
AndroidアプリのDeploygate連携方法については、以下の記事が参考になります。
ダル(レポートメール通知)
問い合わせメールが届いたらダルが教えてくれます。 ダル優秀です。
内容も流すようにしているんですが、Htmlタグがそのまま表示されてしまってちょっとうざったいので何とかしたいなぁと考えているところです。
まゆしぃとフェイリス(雑談)
寂しい時に話しかけると反応してくれます。
同じような返事が多いとテンションあがりにくいので、どこまで調教するかがとても重要です。個人的には、 hubotはなるべく可愛げのある感じに育てるのがいいと思っています。
また、最低限確認すべきテストケースをSpreadSheetにまとめているんですが、フェイリスに話すと出してくれます。
こういうbotは意外と簡単に作れるのでオススメです。以下の記事が参考になります。
例えばSHIROBAKOの世界観
GW中に仕上げようと頑張って作ってるアプリがありまして、そのプロジェクトのbotの世界観は SHIROBAKOで統一しています。
GitHubプッシュしたりCI通ったりしたらミムジーとロロが教えてくれます。 ロロ可愛いです。
今回はちゃんと作り込んでリリースしようと考えているので、Crashlyticsも連携させています。 クラッシュすると本田さんが万策尽きた顔をします。
雑談用に絵麻ちゃんとみゃーもりも住ませたいのですが、まだやってません。 「どんどんドーナツ」⇒「どーんといこう!」やりたいです。
注意点
最後に1点だけ注意です。
botは作ってしまえばすごく楽しくて寂しくなくなるんですが、 作ってる途中にScriptにミスがあったりしてうまく反応してくれない時があります。
これをやらかすとめちゃくちゃ空しくて寂しい気持ちになるので注意してください。
他の人から見たら むしろ寂しくなりそうと思われるかもしれませんが、自分は1人じゃない感出て寂しさ紛れました。 無理してません。
それでは残りのGW後半戦、個人開発を頑張ります。
どんどんドーナツどーんといこう!