2013年05月05日

加勢以多(かせいた)の味は?食感は?


おぼろ種の部分はざらつく食感です。

あいだに挟まっているのが羊羹ですが、

かりんのジャムという感じですね。



羊羹の部分は水飴・砂糖・麦芽糖が

使用されておりかなり甘いですね。



しかしおぼろダネの部分があるため全体では絶妙な甘さです。


お茶請けには最高に合います。

大きさも上品な程度で、コーヒーや紅茶にも合いますね。


お菓子の香梅 加勢以多16個入 スイーツ 336g

  


Posted by フウシ at 22:21加勢以多(かせいた)

2013年05月05日

幻のお菓子!加勢以多(かせいた)の実物は?

3.5cm×5.8cm



もち粉でできたおぼろ種で、かりんの羊羹をはさんであります。

外側には細川家の「九曜の紋」が押されています。


箱にはこの様に入っていました。



裏側は真っ白です。




お菓子の香梅 加勢以多16個入 スイーツ 336g
  


Posted by フウシ at 22:19加勢以多(かせいた)

2013年05月05日

加勢以多(かせいた)を売っているお店

熊本市内にはお菓子の香梅がたくさんあります。

しかし全てのお店で加勢以多(かせいた)が
売られているわけではありません。

水前寺公園の中の【古今伝授の間】香梅では、

もちろん売っています。



写真の加勢以多(かせいた)もそこで買ってきました。





その他に、鶴屋百貨店の香梅では買ったことがあります。


あとは、この通販でしょうか?
お菓子の香梅 加勢以多16個入 スイーツ 336g

  


Posted by フウシ at 22:17

2013年05月05日

加勢以多(かせいた)が平成時代に復活!

加勢以多は長い間、作り手がおらず、

ずっと作られない時期が続いていました。



しかし、平成10年に香梅が復元をしました。




お菓子の香梅 加勢以多16個入 スイーツ 336g


  


Posted by フウシ at 22:15加勢以多(かせいた)

2013年05月05日

加勢以多(かせいた)は黄門様も好きだった


細川忠興公が加勢以多(かせいた)を好んだ。

だから今、香梅で作られている加勢以多(かせいた)には

細川家の「九曜の紋」があしらってあります。



細川忠興が献上した先は、将軍家(徳川家)でもありました。

水戸黄門こと徳川光圀公も好んでいたと記録があるそうです。





お菓子の香梅 加勢以多16個入 スイーツ 336g

  


Posted by フウシ at 22:13加勢以多(かせいた)

2013年05月05日

加勢以多(かせいた)の名前の由来


さて、加勢以多(かせいた)という名前ですが、

ポルトガル語の“カイシャ・ダ・マルメラーダ”が訛って

変化したと言われています。

【マルメロの砂糖漬けの箱】という意味です。

前回の説明のまんまですね。

でもこれが加勢以多(かせいた)に変化するのも強引ですが!






お菓子の香梅 加勢以多16個入 スイーツ 336g

  


Posted by フウシ at 22:11加勢以多(かせいた)

2013年05月05日

加勢以多(かせいた)は幻のお菓子・マルメロで作ります

加勢以多(かせいた)というお菓子があります。



江戸時代に細川家が熊本の殿様だった頃に伝えられたといいます。
細川幽斎公の子、細川忠興公は、当時ヨーロッパから入った
マルメロの果実を使った菓子がとっても気に入ったそうです。

茶人でもあった忠興公は、茶席での菓子にもよく使っていたそうで、
徳川家や公卿たちへの献上品としても用いられました。


マルメロは、梨とリンゴのあいのこのような果物だそうです。
花は白く緑色を帯びた五弁で
実は丸く大きく、味は甘酸っぱくカスカスではないとあります。

かりんに似ているとのことです。

これを砂糖蜜で煮て餅に作ったものを「かせいた」と呼んだそうです。



その後、マルメロの実が入手困難になりかりんで代用したようです。

以上はこの本に書いてありました。

南蛮から来た食文化

お菓子の香梅 加勢以多16個入 スイーツ 336g  


Posted by フウシ at 22:10加勢以多(かせいた)

2013年05月05日

加勢以多(かせいた)の【古今伝授の間】とは何?


では、この古今伝授の間というのは?



【古今伝授の間】(こきんでんじゅのま)
このお部屋で古今和歌集を教わりました!
という意味ですね。
水前寺公園の中にあります。
この【古今伝授の間】だけでも熊本県の県指定重要文化財建造物です。
ちなみに水前寺公園の正式名称は水前寺成趣園といいます。



もともとは八條宮智仁親王の御学問所で、京都の八條宮邸に建てられました。
この方は【桂離宮】を建てたことでも有名で、桂宮家とも呼ばれます。
さてこの宮様は20代初めに、古今和歌集の奥義を伝授されます。
それがこの【古今伝授の間】で行われたのです。

そして、伝授したのが誰あろう!細川幽斎公でした。



やっと、細川家すなわち熊本とのつながりが出てきました。

水前寺成趣園は細川氏が熊本に移ってきた後に築いた別邸です。
熊本城からは、程よい距離にあります。






【古今伝授の間】の持ち主は、もともと桂宮家でしたが、
明治4年に細川家に贈られました。
解体し保管していましたが、大正元年は、水前寺成趣園に移築されました。



新版 古今和歌集 現代語訳付き (角川ソフィア文庫)

お菓子の香梅 加勢以多16個入 スイーツ 336g

  


Posted by フウシ at 22:05

2013年05月05日

加勢以多(かせいた)は厳密にはお菓子の香梅ではない


厳密にはこの加勢以多を作るのは

株式会社古今伝授の間香梅

です。

お菓子の香梅 加勢以多16個入 スイーツ 336g

一応お菓子の香梅の会社ですけどね。






  


Posted by フウシ at 22:01加勢以多(かせいた)

2013年05月05日

加勢以多(かせいた)は陣太鼓で有名なお菓子の香梅

熊本で一番有名なお菓子屋といえば

お菓子の香梅です。

銘菓誉れの陣太鼓で有名です。

熊本の代表銘菓お菓子の香梅 誉の陣太鼓(8個入)【熊本銘菓】


この、お菓子の香梅に一風変わったお菓子があります。




それは加勢以多(かせいた)という名のお菓子です。

お菓子の香梅 加勢以多16個入 スイーツ 336g

  


Posted by フウシ at 22:00お菓子の香梅