はじめに
今回は『Unite 2017 Tokyo』の講演の動画を見て、要点をまとめたり、追加で調べたり、
実際に手を動かしたりしながら、記事にもしちゃおうという感じの記事です。
そして、題材にする講演は、「2017年の注目アセット100連発」です!
講演者:常名 隆司(ユニティ・テクノロジーズ・ジャパン合同会社)
こんな人におすすめ
・Unityでアセットストアを利用し始めた方
受講者が得られる知見
・国内外で最近流行っている、あるいは流行る兆しが出ているアセットを多量にインプットすることができます。
講演では100個のアセット(人気順で80個、各国のオススメ20個)を紹介してます。
この記事では、その中から気になったアセット18個をジャンル別にご紹介します。
3Dモデル
Office and Police Station Pack (アメリカのオフィス+牢屋)
Office and Police Station Pack (Modular) | 3D Urban | Unity Asset Store |
アメリカにありそうなオフィス家具一式のアセット。なぜか牢屋も付いてます。
Simple Dungeons(シンプルで可愛らしいダンジョン)
Simple Dungeons - Cartoon Assets | 3D Dungeons | Unity Asset Store |
シンプルなカートゥーン調の可愛らしいダンジョンのアセット。
テクスチャ
Dramatic Skies(アニメ調のスカイボックス)
Dramatic Skies: Skybox Collection | 2D Sky | Unity Asset Store |
日の出、日中、日没、夜間と多種多様なアニメ調のスカイボックスが19個も入ったアセットです。
オーディオ
Grand Orchestra Collection(壮大なオーケストラBGM)
Grand Orchestra Collection Vol.1(Ver1.1) | Orchestral Music | Unity Asset Store |
ゲームのトレーラーやオープニング等に持ってこいな壮大なBGM集です。Ver2と3もあります!
Grand Orchestra Collection Vol.2 | Orchestral Music | Unity Asset Store |
Grand Orchestra Collection Vol.3 | Orchestral Music | Unity Asset Store |
パーティクル
Realistic Effects Pack 4 (モバイルやVRにも対応した効果音付きパーティクル)
Realistic Effects Pack 4 | Spells | Unity Asset Store |
多量の水のエフェクト等、27点ものパーティクルセットです!しかも効果音付き!
SpriteToParticles (UIやSpriteにエフェクトを追加する)
SpriteToParticles - Asset Store |
Shurikenパーティクルシステムを拡張できるアセット。
UIやSpriteにエフェクトを追加する事で、
キャラクターの周りを光らせたり、UIから火を出したりできる。
Mesh Effects (メッシュの表面からパーティクルを放出)
Mesh Effects | Spells | Unity Asset Store |
メッシュの表面から放出する感じのパーティクル。
人にオーラを纏わせたり、燃えている剣を作ったり出来る。
Text Dynamic Effect(文字の形のパーティクル)
Text Dynamic Effect | VFX Particles | Unity Asset Store |
パーティクルで3Dテキストを生成したり、
ピクセル単位に3Dモデルを並べて、3Dテキスト生成出来るアセット。
テキストの文字列やパーティクルの動き、フォントなど様々なカスタマイズが可能だそうです。
シェーダー
DeepSky Haze (靄などを表現するシェーダー)
DeepSky Haze | Fullscreen & Camera Effects | Unity Asset Store |
靄や待機中の粉塵などの微粒子による乱反射の効果を出す物理ベースのシェーダー。
靄に光が当たってる感じが綺麗に出るみたいです。
Low Poly Water GPU (ローポリの海を表現するシェーダー)
Low Poly Water GPU | Substances | Unity Asset Store |
名前の通り、ローポリの海を表現するシェーダーで、
波の高低や間隔、反射処理など多彩な調節が出来る。PCはもちろん、モバイルやVRでも使えるそうな。
スクリプト
PortalKit Pro (Portalのようなテレポーテーションを実現)
PortalKit Pro (VR and Mobile supported!) - Asset Store |
大人気ゲームPortalのように、壁などの2つの箇所を繋ぐ事が出来る。(どこでもドアみたいな感じ)
VRやモバイルでもサクサクだそうな。
SRDebugger (実機上でコンソールやプロファイラを表示)
SRDebugger - Console & Tools On-Device - Asset Store |
iOSやAndroid、PC等の実機上でデバッグする際に、
デバッグメニューやコンソールウィンドウ、プロファイラーを表示出来るようになるアセット。
Weather Maker(2D&3Dで様々な天候を操る)
Weather Maker - Unity Weather System, Sky, Water, Volumetric Clouds and Light - Asset Store |
霧、雨、雪、雷、晴れ、曇り、星空等、様々な天候を表現出来るアセット。
2Dでも3Dも使え、VRやモバイルでも使えちゃうとの事。
エディタ拡張
Rainbow Folders (フォルダに色やアイコンを自動で付ける)
Rainbow Folders - Asset Store |
Project Viewのフォルダに色やアイコンを付けてくれるエディタ拡張。
フォルダーの名前に応じて、自動的に色や名前を付けてくれるので、整理整頓苦手な人にもオススメ!
A+ Assets Explorer (アセット探しアセット)
A+ Assets Explorer - Asset Store |
テクスチャやモデルから頂点数が多いものを探したり、
特定のシェーダーが付いているマテリアルをさがしたり、
参照しているアセットを探したり、複合的条件で検索したりする、アセット探しアセット。
Additive Scene Manager (シーンのロード周りの拡張)
Additive Scene Manager - Asset Store |
シーンのロード周りを容易にしてくれるエディタ拡張。
ロードやアンロード、再ロードはもちろん、各シーンのロードステータスも簡単に把握出来るアセット。
おわりに
よく聞く人気アセットも多かったですが、結構知らないアセットもあり有益な講演でした。
気になったアセットは別途個別で記事にするかもしれません。
なお、抜粋には含まれなかった82点のアセットが気になる方は動画をどうぞ!