シーア派組織ヒズボラ、イスラエルのシリア空爆を非難
[ベイルート 31日 ロイター] レバノンのイスラム教シーア派組織ヒズボラは31日、イスラエルがシリアの研究施設を空爆したとし、空爆がアラブ諸国の軍事力の阻止を狙ったものだと非難した。
ヒズボラは声明で、シリアのアサド政権や軍、国民への支持を強調。空爆について「シリアと同国軍を破壊し、(イスラエルへの)対抗勢力としてのシリアの重要な役割を攻撃するもの」だと批判した。
複数の外交筋は30日、レバノンとシリアの国境付近でイスラエル軍のジェット機が空爆を行い、標的がヒズボラ向けの武器を運んでいた車列だったと明らかにした。シリア側は標的がシリア軍の研究施設だったとしている。
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