「キンドル」は原価販売、コンテンツ収入で利益=米アマゾンCEO

「キンドル」は原価販売、コンテンツ収入で利益=米アマゾンCEO
10月11日、米アマゾン・ドット・コムのベゾスCEOは、同社の端末「キンドル」を「原価」で販売していることを認めた。9月撮影(2012年 ロイター/GUS RUELAS)
[11日 ロイター] 米オンライン小売り大手アマゾン・ドット・コムのジェフ・ベゾス最高経営責任者(CEO)は11日、英BBCとのインタビューで、同社の端末「キンドル」を「原価」で販売していることを認め、コンテンツの売り上げから利益を上げていると説明した。
ベゾスCEOの発言は、同社がキンドルの販売で利益を上げていないとのウォール街のこれまでの予想を初めて裏付けるものとなった。
アマゾンは、キンドルについて積極的な低価格設定を打ち出しており、同社のサービスを利用し、ゲームや本などを購入しているできるだけ多くの消費者にキンドルを使ってもらうことを目指している。
一方アップルでは、ハードウエアの売り上げが収益の柱となっている。

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