戦士1人で巨大オーガの大軍と戦うアクロバティック3Dアクション『Extinction』配信開始、機動力を活かし人類を救え

Iron Galaxy Studiosは4月10日、巨大オーガの大軍と戦うアクロバティック3Dアクションゲーム『Extinction』を発売した。本作の醍醐味は、主人公「Avil」の超人的な身体能力を活かし、縦横無尽に飛び回りながら45メートル級の巨大オーガの身体を斬り刻んでいく爽快な剣戟アクションにある。

Iron Galaxy Studiosは4月10日、巨大オーガの大軍と戦うアクロバティック3Dアクションゲーム『Extinction』を発売した。シングルプレイタイトルとなっており、対応プラットフォームはWindows(Steam)および海外PlayStation 4/Xbox One。Steamでの販売価格は通常版が6290円、シーズンパスを同梱したデラックス版が7200円となっている。

『Extinction』の世界ではかつて、巨大なオーガ族「Ravenii」と人類が戦争を繰り広げていた。いつしかオーガの攻撃の手が止まり平穏な時代が訪れたが、人類が彼らの存在を忘れかけた頃になって再び人間たちを襲うようになった。文明のほとんどは瞬く間に滅び去り、残された王国は「Kingdom of Dolorum」のみ。プレイヤーはかつてオーガ軍と互角に張り合った勇敢な戦士「Sentinel」の末裔として、巨大オーガの群れに単身で戦いに挑む。人類滅亡の危機から逃れるべく、巨兵たちの力の秘密を暴き、その技術を自ら取り入れることで反撃の狼煙を上げるのだ。

本作の醍醐味は、主人公「Avil」の超人的な身体能力を活かし、縦横無尽に飛び回りながら45メートル級の巨大オーガの身体を斬り刻んでいく爽快な剣戟アクションにある。二段ジャンプ、ウォールラン、空中滑空、ムチをグラップリングフックのように操る高速移動といった立体アクションを駆使して町中やオーガの身体を登り、回転斬り・斬り上げ・空中攻撃など華麗なコンビネーション技を決めていく。まずはオーガの鎧や四肢を切り落とし、無防備になったところで首元に会心の一撃を食らわせてトドメを刺す。破壊した四肢は何度でも再生されるため、何としても頭部を切り落として息の根を止めねばならない。

「Ravenii」は個体によって攻撃パターン・保有アビリティ・アーマーの種類が異なり、それらの組み合わせにより数千ものパターンが存在し得る。装備しているアーマーによって対策方法が異なるため、よく観察して相手の特徴を把握することが好ましい。なおオーガを倒す会心の一撃を繰り出すためには、攻撃メーターを溜める必要がある。オーガの手下であるミニオンを倒したり、住民を救出したりすることでメーターを溜め、準備が出来たらオーガに勝負を挑むのだ。

『ワンダと巨像』から影響を受けたという『Extinction』。ゲームモードは人類の存亡をかけた戦いが描かれるストーリーモードのほか、自分だけの戦場を作成して他プレイヤーとシェアするスカーミッシュモード、オーガや手下のミニオンが湧き続けるExtinction(絶滅)モードが含まれている。

Ryuki Ishii
Ryuki Ishii

元・日本版AUTOMATON編集者、英語版AUTOMATON(AUTOMATON WEST)責任者(~2023年5月まで)

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