アメリカに行って、みんなが好きなことをして生き生きしているなあと思いました。
日本で仕事している人たちは大渋滞を起こしていて、渋滞中の車の中での楽しさを求めている、みたいな感じがしました。
日本でミーティングをしていて、「仕事が楽しい」「やりたいことをやっている」という雰囲気を感じる相手と出会うことはあまりなくて、みんなどこかで「本当にやりたいこと」を我慢をしているような感じがします。
一方で、週末に何かをするとか、うまい飲み屋を見つけたりとか、何か買い物をするとかそういう部分で妙に話が盛り上がることがあります。
社会全体でなかなか自己実現の道筋が見えず、自分で何かを始めるにはリスクが大きすぎるし、会社でやりたいことがやれるにも30年とか必要で、やりたいことを我慢して、自分の気持ちを抑えながらペースを調整して歩いている人が多い気がします。行きたい方向に向かって全力で走っています、みたいなすがすがしい感想を抱くことはあまりありません。
満員電車や大量の人にまみれて信号を待ったりしているうちに、人生はそうやって辛抱をするものだ、というような方法論を身につけている人が一杯いる様な気がします。
一方でアメリカは、仕事にやる気の無い人はとことんやる気が無いけど、かたや夢を持った人がまっすぐに全力でそちらに向かって走っている、みたいな二重構造になっていて、後者の夢を追っている人と出会うと、自分自身も刺激を受けて力をもらい、元気が出てくる感じがします。そうそう、そういう事がしたかったんだよな、とお互いに確認し合える環境がある気がします。
そういう環境がとても良いなと思います。
本
これもどっかに入ったりしますか→id:mohri