ポエとは、道教やそれに関連する民間信仰において、おみくじや占い、神託を得るなどのために、落とすように投げて使う道具である。漢字では筊、珓、筶(日本語では『こう』と読む)という文字があてられる。ほかには杯珓(はいこう)とも表記され、日本の関帝廟サイトでは神筈(しんばえ)という表記も見られる。台湾や中国南部でよく行われるとされるが、窪徳忠はおそらく中国全土で行われていると考えているし、東南アジアの一部でも見られる。日本でも、例えば横浜中華街にある横浜関帝廟や横浜媽祖廟で行なわれている。