アベナンスラミド (avenanthramide) 類は主としてエンバク(Avena sativa)に存在するフェノール性アルカロイドである。 "Avenanthramides" という名称は、これらの化合物がエンバクの種子中に存在することから、Collinsによって命名された。後に、3種のアベナンスラミドが、以前にエンバクのファイトアレキシンとして報告されていたアベナルミンI、II、IIIの環が開いたアミドであることが明らかとなった。