ソニーは9月5日(木)、同社のカメラ製品をスマートフォンやタブレット端末からリモート操作するためのAPI「Camera Remote API beta」を公開しました。APIを利用して開発されたアプリを使うと、静止画および動画の撮影、カメラのライブビュー表示、セルフタイマーやズーム操作が、スマートフォンなどからWi-Fi経由で行えるようになります。
▽ Sony Japan | ニュースリリース | スマートフォンなどからカメラをWi-Fi経由で操作するアプリケーション開発用のAPI公開
APIはプラットフォームに依存しない形式で提供されており、AndroidやiOS、Windows向けなどのアプリを作成できます。アプリの開発に必要な仕様書やサンプルコード、関連ドキュメントは、開発者向けサイト「Camera Remote Apps Developer Program」でダウンロードが可能です。
公開されたAPIに対応する機種は、以下の8機種です。
- アクションカム「HDR-AS30V」「HDR-AS15」
- ミュージックビデオレコーダー「HDR-MV1」
- デジタルスチルカメラ サイバーショット「DSC-QX100」「DSC-QX10」
- レンズ交換式デジタル一眼カメラα「NEX-6」「NEX-5R」「NEX-5T」
一部の機種では、本体に最新のソフトウェアアップデートを実施することでAPIに対応します。詳細は上記の発表資料をどうぞ。対応機種については、今後も順次拡充される予定です。
はてなブックマークのコメント欄には「QX100のみならずNEXやらまでWi-Fi経由でコントロールするAPIが提供!これは素晴らしいなソニー」「素敵UIのカメラ操作アプリが充実したらさらにソニーのデジカメ人気出そうだわ」「これ面白そうだな、己の知ってるソニーだ」などの感想が集まっています。