アニメやゲームの現場で活躍するクリエイターの作品展が、全国各地で続々と開催されます。イラストレーター・寺田克也さんは、京都国際マンガミュージアムでカラーイラストなど約300点を展示。アニメ監督・幾原邦彦さんは「少女革命ウテナ」と「輪るピングドラム」の原画展を東京と福岡で、メカニックデザイナー・大河原邦男さんは「機動戦士ガンダム」のモビルスーツをはじめとする設定画展を兵庫で開催します。
<寺田克也 ココ10年展(京都)>
▽ http://www.kyotomm.jp/event/exh/teradakatsuya_10years.php
「寺田克也 ココ10年展」は、編集者や展覧会プロデューサーとして活躍している伊藤ガビンさんが監修しました。寺田さんがこの10年間で手掛けてきた作品のうち、マンガやキャラクターの設定画などを、原画も含めて約300点展示。制作過程を記録した映像も上映します。
期間中は、寺田さんと伊藤さんによるトークショーやサイン会、寺田さんの作画実演などを実施します。
- 会場:京都国際マンガミュージアム(京都市中京区)
- 開催期間:3月16日(土)~6月30日(日)
- 休館日:毎週水曜日(祝日は開館)、3月21日(木)
- 開催時間:午前10時~午後6時(入館は閉館30分前まで)
- 入場料:無料(京都国際マンガミュージアムへの入館料のみ)
<少女革命ウテナ原画展~輪るピングドラムと幾原邦彦の世界~(東京・福岡)>
▽ 少女革命ウテナ原画展~輪るピングドラムと幾原邦彦の世界~
▽ 『少女革命ウテナ原画展』公式ブログ
「少女革命ウテナ原画展」では、幾原さんの監督作品「少女革命ウテナ」「輪るピングドラム」から、原画やセル画、絵コンテ、背景画などを展示します。東京会場は「少女革命ウテナ」のセル画や原画350点以上、「輪るピングドラム」の原画や設定画100点以上で構成。福岡会場では展示作品の枚数が東京より少ないとのことです。
イベントのブログでは、会期中に行われる幾原さんのトークショーで新作アニメのプロモーションビデオを公開すると発表しています。
▽ 東京会場 イベント詳細発表!! : 『少女革命ウテナ原画展』公式ブログ
▽ 福岡会場 イベント情報! : 『少女革命ウテナ原画展』公式ブログ
このほか、原画展オリジナルのグッズとして、クリアファイルや図録、キャラクターデザインを務めたさいとうちほさんや星野リリィさんによる版画作品などが販売されます。
<東京>
- 会場:西武池袋本店 別館2階 西武ギャラリー(東京都豊島区)
- 開催期間:3月20日(水・祝)~3月25日(月)
- 開催時間:午前10時~午後8時(入場は閉場の30分前まで)
- 入場料:一般500円/大学生・高校生300円/中学生以下無料
<福岡>
- 会場:博多阪急 7階 イベントホール「ミューズ」(福岡市博多区)
- 開催期間:4月3日(水)~4月9日(火)
- 開催時間:午前10時~午後8時(最終日は午後6時閉場・入場は各日閉場の30分前まで)
- 入場料:無料
<超・大河原邦男展 -レジェンド・オブ・メカデザイン-(兵庫)>
▽ 兵庫県立美術館-「芸術の館」 超・大河原邦男展−レジェンド・オブ・メカデザイン−
大河原さんは、アニメ「科学忍者隊ガッチャマン」「タイムボカンシリーズ ヤッターマン」「機動戦士ガンダム」などに登場するロボットのデザインを担当しました。「超・大河原邦男展」の会場では、大河原さんが手掛けたメカデザインを7章に分けて紹介。「兵器としてのロボット」「カワイイ、メカ」「ロボット・ヒーローの復活」といったテーマで、直筆の設定資料やデザインなど400点以上を展示します。展示物のほとんどが初公開とのことです。
関連イベントとして、大河原さんと鉄鋼アーティスト・倉田光吾郎さんによるトークショー、学芸員による解説会、子どもを対象としたプラモデル教室などが開催されます。
- 会場:兵庫県立美術館(神戸市中央区)
- 開催期間:3月23日(土)~5月19日(日)
- 休館日:月曜日(4月29日・5月6日は開館、4月30日・5月7日は休館)
- 開催時間:午前10時~午後6時(金・土曜日は午後8時まで・入場は閉館の30分前まで)
- 入場料:一般1,300円/大学生900円/高校生・65歳以上650円/中学生以下無料