取材

メキシコになんと「メイド喫茶がある」ということなので早速行ってきました


メキシコシティにあるメイド喫茶「House Maid Cafe」……そこは可愛いすぎるメイドさんが、ちょっとヘンな和食を運んでくる、楽しすぎる空間だった。

みなさんこんにちは。世界新聞社の松崎敦史です。世界一周中のわたくし、現在、メキシコの首都・メキシコシティーにいます。メキシコシティーは世界第9位の1869万人(都市的地域)の人口を誇る、ラテンアメリカを代表する都市です。

ピンクが現在地(青が経由地)

より大きな地図で 現在地 を表示

オフィス街。高層ビルが目立つ。


公園は市民の憩いの場


高級デパート。一階に化粧品売り場があり、日本とかなり似た雰囲気。


市場にはたくさんの人とモノがあふれている


ソカロ(中心部)に立つクリスマスツリー


そんなメキシコシティになんと……「メイド喫茶がある」との情報を聞きつけたので、早速行ってきました。

このビルに目指すメイド喫茶があるもよう。中心部に近いメトロの駅の目の前という好立地。


ビルの2階。小ざっぱりしていてきれい。奥へ進みます。


メイド喫茶発見!


メイドさんがいます!(当たり前か……)


「いらっしゃいませご主人様……」、よくぞ言ってくれました!


担当のYukoちゃんです


すごく美人さん


薄暗い店内には男性3組と女性1組が。奥にソファーセットとTVがあってメイドさんとゲームができるようになっている。


カウンターの上にはモニターが。AKB48のライブ映像が流れていた。


日本的な置物と綾波レイのポスター


謎の日本人形


コルクボードにはたくさんのイラストが


所属するメイドさんのイラスト


物販コーナー


オリジナルマグカップやTシャツが販売されています


聖闘士星矢のポスター


カラオケセット


綾波レイのフィギア


なんでもこのお店は、メキシコ人と中国人が共同経営しているのだとか。中国人の彼女が日本に行った際、日本のメイド喫茶に出会い「メキシコにも作ろう!」と思い立ったらしい。ちなみに、メキシコシティーにはメイド喫茶が「小さいのも合わせると10軒くらい」(店の常連メキシコ人男性)あるそうで。

Yukoちゃんがオーダーを取りに来てくれました


すごくお行儀がいい感じ


メニュー


和食メニューが結構ある。どれにしようかなぁ。


とりあえず、TEA JAPONESのVerde(日本茶の緑/約165円)と……


SOPA MISOSHIRO(約220円)を頼みます。「ミソシロ」じゃなくて、「ミソシル(MISOSHIRU)」だろ……。ちなみにSOPAはスープの意。


ONIGIRI(約154円)も頼もう。


SUSHIなんかもあります。他にもYAKISOBA、YAKITORI、TAKOYAKI、UDONなどのメニューが。全体的に値段は高め。メキシコのタコススタンドでは約50円でタコスが2個食べられる(50円=約8.9ペソ)。


Yukoちゃんによると、お客さんの大半がメキシコ人。日本人も週に7組くらい来るそう。店の常連メキシコ人男性いわく、「ここは(日本のサブカルチャー好きが集まる)ひとつのコミュニティーなんだ。メイドだけじゃなく、店の雰囲気も、食事も気にいっている。先週なんか3回来たよ」ということで、お客の心もつかんでいる様子。

緑茶がきました……。ちょっと薄いけど、たしかに緑茶。


で、MISOSHIROとONIGIRI


おにぎりの中にはモッツァレッラ風のチーズが。味が……ない……。


テーブルにあったヤマサの醤油をかけて、なんとか食べることができました。


ちなみにテーブルの上にはチリソースが。さすがメキシコ。


MISOSHIROいきます。うん、普通のインスタントの味。豆腐は木綿ですね。黒いのは海苔。


Yukoちゃんとお話します。メキシコでは珍しく英語がしゃべれます。


ポーズもノリノリでやってくれます


Yukoちゃんは18歳の大学生。学校では「インターナショナルビジネス」を学んでいるとのこと。ここで週6日働いていて、もう一年になるという。「日本のサブカルチャーは大好き!犬夜叉でしょ、けいおんでしょ、フルーツバスケットでしょ、スクールデイズでしょ、それから……」。仕事中もAKBの曲を口ずさんでいたり、彼女、かなりのツワモノです。

そうこうしているうちに、新しいメイドさん出勤!


メイドさん大集合


Naomiちゃん。ちょっとクールで大人しい感じ。ツンデレ系!?


Yurikoちゃん。カメラを向けるとみんなの後にかくれちゃったり、すごく照れ屋。


しばらく、メイドさんを眺めてまったり。


すごく愛嬌があって可愛いすぎます。メキシコ人の女の人って、美人だけど、すました感じの人が多い印象だったので、びっくりしました。みんなメイドでいることが楽しくて仕方ないという感じ。「メイドの衣装はかわいいし、着やすいから大好き!」Yukoちゃんはエプロンのフリルをヒラヒラさせながらそう話してくれました。

最後にケーキ(約247円)を注文


Yukoちゃんがハートを描いてくれます


美味くないわけがない!


House Maid Cafeはメトロ9号線のCHILPANCINGO駅を出てすぐの建物の2階にあります。

どうでしょう、日本のサブカルが大好きなピュアなメイドさんたちに会いにいくにはメキシコは遠すぎでしょうか?

(文:世界新聞社/松崎敦史
http://sekaishinbun.blog89.fc2.com/
写真(メイドさん):山本真太郎

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in 取材, Posted by darkhorse

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