「幻想大陸」に続いて夜麻みゆきの「レヴァリアース」も無料配信へ
1994年~1996年にかけてエニックス(現スクウェア・エニックス)の「月刊Gファンタジー」で連載された、夜麻みゆき原作の「レヴァリアース」が無料配信される予定であることが明らかになりました。
同作は勇者だった兄、ザードの仇を討つために邪神竜ディアボロスを探す主人公、ウリックと法力国家「アドビス」の王子で「いやだいいやだい」とダダをこねることが多い魔法使いのシオンの旅を描いており、先日配信が開始された「幻想大陸」と同じ「オッツ・キイム」と呼ばれる世界を舞台としています。
「幻想大陸」と同じく、後に「月刊少年ガンガン」「月刊Gファンタジー」で連載される「刻の大地」へとつながった作品であるため、合わせて読んでみるのも良さそうです。
Twitter / @KenAkamatsu: 【Jコミ】 夜麻みゆき先生の『幻想大陸』(全2巻)を ...
絶版漫画を無料配信する新たなビジネスモデルを構築したサイト「Jコミ」を運営している漫画家の赤松健氏のTwitterによると、夜麻みゆきさんから「幻想大陸」だけでなく、「レヴァリアース」の掲載も許諾が出ているそうです。7月20日19:20時点では配信日などは未定。
なお、Jコミで配信されている漫画には広告が挿入されており、広告収入が作者に配分されるというシステムが採用されているほか、巻末には作者の最新作を購入できるアフィリエイトが埋め込まれていますが、そのアフィリエイトを利用してコミックスを購入した場合、作者には事実上14%の印税収入が入るそうです。
つまりユーザーが普段コミックスに支払っている金額はそのままに、作者のメリットが大きくなる仕組みが採用されているわけですが、無料配信されているコミックスを読んで「作者を是非応援したい」と思った人は、巻末のアフィリエイト経由で最新作を購入してみるのも良いのではないでしょうか。
「Jコミ」の公式ページは以下。
Jコミ
・次の記事
夜麻みゆきの「レヴァリアース」が無料配信開始、「幻想大陸」に続いて - GIGAZINE
・関連記事
夜麻みゆきの「幻想大陸」が無料配信決定、十六夜とカイ、ジェンド再び - GIGAZINE
夜麻みゆき、4年の沈黙を破って月刊Gファンタジーで執筆再開 - GIGAZINE
「違法絶版マンガファイル浄化計画」が4月12日から始動 - GIGAZINE
ついに本日から赤松健の「ラブひな」コミックス全巻の無料公開が開始 - GIGAZINE
久米田康治の「かってに改蔵」アニメ化決定に赤松健が「なん……だと…?!」と反応 - GIGAZINE
・関連コンテンツ
in Posted by darkhorse_log
You can read the machine translated English article here.