大人の休日3日目。中央本線「あずさ」で小淵沢小海線完乗で(雨の予報だったが、雨降らず助かった)小諸へ。町を少しぶらついて、しなの鉄道で上田。ひさしぶりに「斎藤書店」を訪れたら、7月いっぱいで閉店とか。なんとか間に合って、詩集を一冊買い、店番されていた御老女に少し話を聞く。すべて日帰りの連続三日で、新潟、仙台、長野と移動、移動、移動でさすがにちょっと疲れた。しかし、やればできるもんだ、とも思う。一泊ぐらいすれば、と言われるかもしれないが、夜、することないんだよね、ほかの街で。けっきょく夕飯食って、コンビニでビールとつまみを買って、ホテルで飲み食いしながらテレビ見るってことが多く、旅情もくそもない。それなら、2時間、3時間かけても、家に帰ってきた方がいい、ということになる。旅の宿の過ごし方の巧い寅さんに言わせれば、「てめえ、つまんない奴だなあ、おい。それでよく、目を開けて生きてるねえ」となるだろう。島田雅彦『カタストロフ・マニア』もうすぐ読み終える。近未来のパンデミックとサバイバルを描く。おもしろいですよ、これ。