はじめに 年末の振り返り記事はつい読書記録総決算とばかりに大量に紹介しがちですが、あえて3冊に絞ることにしました。 その結果「人文系の作文術関連の本」というテーマが浮き彫りになりました。 私がブログを長年続けられているのは、文章を書くことが純粋に好きであること、そしてそれを通じて読者を楽しませたいという想いがあるからです。なのでこのテーマはぴったりです。 とくに2024年は生成AI関連のツールや開発に触れる機会が多かったため、それを活用する手段としてライティング技法への関心が高まりました。 今回紹介する本の著者たちの背景は人文系であることは共通していますが、日本文学、英米文学、外国語、国際文化…