兵庫県知事選は、出直し選となった前知事の完勝に終わった。 複数候補の効果もあったかもしれないが、フタを開ければ「ゼロ打ち」でメディアの煽った「接戦」は「大嘘」だったと言われても仕方あるまい。 デマ・陰謀論がSNSを通じて拡散される異例の選挙戦と言われたが、色々な意味で、米大統領選の構図に非常に類似している部分が大きいと感じた。 今回は、自らも立候補しながらも、「斎藤前知事を応援する」という独自のポジションを取ったN党首立花の「デマゴーグ」(扇動者)の面目躍如、あるいは確固たる地位確立の契機だったと言えるだろう。 実は、今回の選挙の結果や過程の可否について述べようというのではない。 (着火点とな…