筆者には、国会図書館に行くと、とりあえずデータベースで「唐沢俊一」と検索する悲しき性があるのだが、先日別件の調べ物をしに出かけた際にいつものように「唐沢俊一」で検索したところ、「キネマ旬報」がヒットしたので、「あれ? こんなのあったっけ?」と首を傾げてしまった。もちろん、筆者のポカで見落としていた可能性もあるが、もうひとつの可能性としては資料のデジタル化が進んだおかげで、それまで検索に引っかからなかったものも見つかるようになった、ということも有り得るのではないだろうか。それはともかく、今回何が見つかったかというと、「唐沢俊一」という人物が「キネマ旬報」の読者投稿欄に投稿していた形跡である。 「…