こんちは!
いきなりですが、僕、新しいお友達ができました!!
こんちは
この方です!
安「ビニール袋でできているので安田っていいます!!よろしく!」
俺「よろしく!!!」
なぜ、ビニール袋=安田なのか、そしてなぜ素っ裸なのか・・・・
そんな些細な疑問は、安田くんの優しい顔を見れば吹き飛びました。
色々吹き飛んだ。
そして、安田くんと一緒に外で話している時に、事件は起きてしまいました。
ねぇ
俺「最近どうよー?」
安「え?俺?・・・俺はまあ普通かな・・・」
俺「まじで?なんかさ、悩みとかないの?俺が相談にのってやるよ!」
じつは・・・
安「そっか・・・実は俺、体が軽いだろ?」
俺「まあ、ビニール袋だしね」
安「だから、風が吹くと倒れちゃうんだよ。」
俺「そうなのか・・・」
安「だから、それを笑われるのが辛くて・・・悔しくて・・・・」
俺「大丈夫!俺は絶対笑ったりしないよ!友達だろ!?」
ぱぁぁ
安「そっか!そうだよな!!ありが――――
パサ
俺「ちょwwwwwwwwww言ってるそばからwwwwwwwwwwバカヤロwwwww」
安「笑ったな!!!!!!」
俺「だってwwwwwwおもしれぇwwwwwww」
安「この野郎!ARuFa野郎!!糞野郎!!!死ね!!!」
俺「なんどでもいいなさーいwwwwwwwwwwwwwwww」
安「この 犯 罪 者 予 備 軍 ! ! ! ! !」
んだこらぁ!
この、「犯罪者予備軍」と言う言葉は絶対に言われたくなかった言葉です。
僕は我を忘れてつかみかかってました。
うおらぁ!!
俺「この野郎!取り消せ!!今すぐ取り消せ!その言葉をぉぉぉぉああああ!!」
安「何度でも言ってやるよ!犯罪者予備軍!犯罪者!!はーんざーいしゃー!!!」
俺「この野郎おおおおおおおおおおおおおおお!!!!」
こんちは
俺「ぶっ殺してやる!!この『体重無し夫!』!!」
すごい汚い言葉を言ってしまいました。これには通行人のおばちゃんもびっくりです。
安「んだとこらあああああ!!!」
これには安田くんも大激怒。僕に襲い掛かってきました。
うおわっ!
すごいパワーでした。「体重無し夫」のくせに。
ぎゃあああ
安「取り消せ!今すぐその言葉を取り消せぇぇぇんんんんぽぉぉぉぉぉぉぉ!!!!!」
俺「ぎゃあああああああ!!なんか角がチクチクするああああああああ!!!」
こんちは
これには、通行人のお姉さんもビックリです。僕もビックリして腰が抜けてしまいました。
が、それに怒った俺は、すごい反撃を!!
うおらぁ!
ぶおぉん!
安田を中に投げ飛ばし・・・・
安「うおわぁ!!!」
俺「ふふふ・・・お前が落ちてきたら最後だ・・・」
そして安田が落ちてきた所を、必殺!犯罪者予備軍キック!!!!!
膝の曲げ具合が犯罪者予備軍
あ
外しました。
え
そして勢いのあまりコケてしまい、何か凄いヒジの打ち方をしました。
そして、俺がヒジの痛みに悶絶している隙に、安田に押さえ込まれてしまいました。
アッー!
安「俺の勝ちだ。」
俺「ごめんなさい。」
そうです。僕は負けてしまいました。
僕が素直に謝ると、安田くんは風に乗り、飛んでいきました。
今日は風が強い日でした。
きっと・・・僕はもう安田くんに会うことはないでしょう・・・・・。
でも、安田くんは僕に大切なことを教えてくれました。ええ、色々と。
もう会えなくても僕は安田くんを忘れることはないでしょう。
さようなら!安田くん!そしてありがとう!
ではまた!