2015年2月20日、東京マラソン2015優勝候補の海外選手たちが、出場選手会見に参加した。
「ディクソン・チュンバが2014年度に記録した2時間5分42秒の記録、コースレコードを上回ることができるでしょうか?」
という質問に対して、優勝候補でもあるツェガェ・ケベデ、ディクソン・チュンバ、スティーブン・キプロティチがそれぞれ自身の思いを答えた。どの選手も前向きな発言であり、新記録への期待が高まった。
ツェガェ・ケベデ(2009年福岡マラソンで日本国内最速記録である2時間5分18秒を記録、北京五輪銅メダリスト)
「天候、環境次第ですが、他の大会に比べて記録を出すのは簡単だと思います。
私は福岡のコースしか知りませんが、もし福岡のようなコースだとしたら4分台も出すことができるのではないかと思っています。」
ディクソン・チュンバ(前回大会優勝、現記録保持者)
「天気、ペースメーカーの貢献、ヘルスによりますが、可能なことだと思います。」
スティーブン・キプロティチ(五輪、世界選手権マラソンの両方で金メダル獲得した3人目の選手)
「天候がよければ、可能だと思います。」
3人ともが天候について触れていたが、雨天の可能性もあるという当日。結果はいかに。
《大日方航》
page top