ディーアイエスソリューション、Dr.Webのモバイル向けマルウェア対策ソフトを販売

　ディーアイエスソリューション株式会社（以下、DSol）は25日、株式会社Doctor Web Pacific（以下、Dr.Web）と提携し、同社の法人向けスマートフォン/タブレット向けマルウェア対策ソフト「Dr.Web モバイル 法人向けライセンス」を独占的に販売すると発表した。

　「Dr.Web モバイル 法人向けライセンス」は、Dr.Webのスマートフォン/タブレット向けマルウェア対策ソフト「Dr.Web Anti-Virus」の法人向け製品。ウイルス対策に加えて、SMS/着信制御、Webフィルタリングといったセキュリティ機能や、リモートデータ削除、端末ロック、位置情報取得といった盗難・紛失対策機能も備えている。

　また法人向け製品であるため、設定や利用方法などを一元管理する管理ツール「Dr.Web ControlCenter」もライセンスに含まれるとのこと。このツールでは、各端末にインストールされたDr.Web製品の設定を一括変更・管理できるだけでなく、ウイルス対策機能で利用する定義ファイルの配信、Dr.Webモバイルがインストールされた端末上の起動アプリの制限（アプリケーションフィルタ）、シリアルキーの一元管理・一括適用などが可能になっている。

　対象となるのは、Android 2.1～4.1、Windows Mobile 2003/2003 SE/5.0/6.0/6.1/6.5、Synbian 9 以上といったモバイルOSを搭載する端末。価格はボリュームディスカウントが適用され、1ライセンスで1500円/年、100ライセンスで9万8000円/年、250ライセンスで22万5000円/年、500ライセンスで39万8000円/年、など。

　DSolは、グループ会社であるダイワボウ情報システム株式会社（DIS）の販路を活用して全国に販売する計画で、3年間に3万ライセンスの販売を見込んでいる。