アシアルとSST、PHPセキュアプログラミング教育コースを開始
アシアル株式会社と株式会社セキュアスカイ・テクノロジー(以下、SST)は、PHPに特化したセキュリティプログラミング教育コース(2日間)を10月より提供する。
PHPは、習得が比較的容易なWebアプリケーション開発言語。全世界で数百万人超の開発者人口を持つ一方、あいまいな要件定義や開発者のケアレスミスなどから、脆弱性が残ったままWebアプリケーションが公開され、情報漏えいやWeb改ざんなどの事例が多く発生しているという。
PHPセキュアプログラミング教育コースでは、セキュア開発の経験豊富な講師が豊富なサンプルコードテキストを用いて、重要ポイントと具体的な実装手法を講義する。
受講対象者は、PHPを利用している開発者やPHPで構築されたWebサイトの運営者。日程は2日間で、1日目に「Webサイトセキュリティの現状」「Webサイトへの攻撃手法」「開発者視点でのセキュアWeb設計のポイント」を学び、2日目に「セキュアWeb設計のポイントに対するPHPプログラミングテクニック」を学ぶ。
価格は、企業内教育の場合が7万2000円/人(10名より)、オープンセミナーが14万円/人。後者は、10月27日(水)・28日(木)に東京都内で開催。以降、3カ月に1度開催する。
なお、アシアルはPHPに注力したテクノロジーベンチャーで、SSTはWebアプリケーションセキュリティ事業に取り組む企業。SaaS型Webアプリケーションファイアウォール「Scutum」などを提供している。