2016/12/22 ■ PSVR「Rez Infinite」を全身で体感するシナスタジアスーツを5740円で自作する Xでつぶやくこのエントリーをブックマークに追加このエントリーを含むはてなブックマーク

IMG_20161219_163345

この記事はドワンゴ Advent Calendar 2016 22日目の記事です。

去年:ドワンゴ Advent Calendar 2015の記事
THETA S長時間稼働ジャケットで長時間全天球ライブストリーミング
一昨年:ドワンゴ Advent Calendar 2014の記事
リアルロボットバトル バトロイド視覚システム解説(Oculus Riftで2mサイズの戦闘ロボットを操縦してみた) 

PSVRで遊ぶ「Rez Infinite」はほんとうにそれだけでも最高に楽しいのですが、いやほんとうに最高に最高に楽しいのですが、世の中にはRez Infiniteをマキシマムに楽しむためのアイテム「シナスタジアスーツ」というものがありまして…。これ、なにやら胴体部分と両腕、両足、合計26個の振動子で全身にさまざまな種類の振動が加えられ、さらにはLEDライトが仕込まれたアウターで周囲の人は振動に呼応する色鮮やかな光を見て楽しめるというすごいもの。ああこれを着てRezをやってみたい。やってみたい。やってみたい!!!

Rez Infinite発売時にこのシナスタジアスーツの一般体験会なども開催されていてすっげー行きたかったんですが、スケジュールが合わず結局行けなかったのがもう心残りまくりでした。で、あまりにも心残りまくったので自分で作ってみることにしました

2016/12/07 ■ GPD Winを仕事にプレゼンにさらに活躍させるためのアクセサリをつくった Xでつぶやくこのエントリーをブックマークに追加このエントリーを含むはてなブックマーク

ketu

いやもう、現代に舞い降りたUMPC「GPD Win」はちっちゃなPCマニアのおじさんのハートをギュギュッとつかみまくりまして、GPD Winたんの存在はそれはそれは愛しくて愛しくてしかたないわけです。みなさんこの気持ちわかりますかね。わかりますよね。

まあそんな次第ですのでそれまでサブPCとしてはTransbook T90chiを使っていた私ですが、すっかりすべての作業環境をGPD Winに移してしまいました。毎日たいへん快適に使っております。なんといっても、GPD Winは「ケツポケットに入る」のが本当にいい。ちょっとPC持って打合せ…みたいなときに、完全に手ぶらで移動できるようになりました。

で。

あまりにも「普通に使えてしまう」PCなだけに、仕事も含めあらゆることに使っているとちょっとした不便を感じるようにもなったのです…。

2016/11/26 ■ ファーウェイのブロガーズミーティングでHuawei P9を触るの巻 Xでつぶやくこのエントリーをブックマークに追加このエントリーを含むはてなブックマーク

IMG_20161125_205405

ファーウェイのブロガーズミーティングというものに参加してみました。実はこういう「ブロガーミーティング」ってほとんど参加することがなくて(いままでの参加例:ニコンUP300xEye-Fi X2)なかなか勝手がつかめなかったのですが、現行メイン端末としてとても気に入っているHuawei P9の話が聞けるかな!?と飛び込んでみることにしました。

冒頭の写真はブロガーイベントのナビゲーター・モバイルプリンス氏とAndroid総合情報サイトGAPSIS 編集長 長田氏。写真はもちろんHuawei P9のワイドアパーチャ撮影モードを使用。こういう前後にメリハリのある構図だとスマホらしからぬ写真がぬるっと撮れるのがほんとステキです。

2016/11/20 ■ GPD WinでSteamのゲームを遊ぶときはBig pictureモードにしてはいけない Xでつぶやくこのエントリーをブックマークに追加このエントリーを含むはてなブックマーク

2016-11-20 22.41.27

前回につづいていま一番(一部のスキモノに)アツいガジェット「GPD Win」の話。前回はUMPC(Ultra Mobile PC)として素敵なPCであることを軽く紹介しましたが、これもともとは携帯型のWindowsゲーム機としてつくられているデバイスで、本体にはイイカンジのゲームコントローラーが内蔵されていたりするわけです。ならば、やはりゲームをしてみたい、というのが人情というもの。

で、PCゲームといえばやはりSteam。そして、Steamにはテレビなどにつないで(マウス・キーボードではなく)ゲームコントローラーでゆったりメニュー操作するためのモード「Big Pictureモード」があり、ゲーム専用機然としたGPD Winにはまさにコレ、といった様相です。

しかし…!ちょっと待ってほしい。GPD WinでSteamのゲームを遊ぶのなら、Big pictureモードにはしないでおきましょう。…というお話。

2016/11/16 ■ 現代に舞い降りたUMPC 「GPD Win」の電源回りを改善する Xでつぶやくこのエントリーをブックマークに追加このエントリーを含むはてなブックマーク

2016-10-28 23.32.10

一部に熱狂的なファンがいる(含む自分)「UMPC」(Ultra Mobile PC=超小型PC)というジャンル。ながらくこのジャンルをカバーするPC製品が出ていなかったのですが、最近「GPD Win」というPCが発売になり(スキモノの間で)大変話題になっています。

私もさっそく…というか当初のクラウドファンディングIndiegogoでは支援者番号2桁、その後の日本版クラウドファンディングMakuakeでは「先着10名」枠に入る勢いでがっつり前のめりでゲットし、そのかわいさに惚れこみまくりです(このblog記事もGPD Winで書いています)。

で。
このGPD Win、UMPCとしてとても素敵で超楽しいんですが、もともと「エミュレータでゲーム遊ぶためのAndroid機」という大変なんというかこのフリーダムな雰囲気の「GPD XD」という素敵端末を作っていたGPD社(GamePad Digital、の略)が作った製品だけあり、いろいろ大陸的というか雑…もとい、おおらか(婉曲表現)なところがありまして、使っていく上ではある程度の割り切りや自らの工夫が必要になってきます。

なかでもみなさんが困るであろう点は「電源回りの挙動がなんかおかしい」ところかと思います。そこで、GPD Winの電源回りの謎挙動とその解決策をまとめてみました。

2016/11/07 ■ World in a jar - ジャム瓶の中の世界 - THETA写真を机の上に Xでつぶやくこのエントリーをブックマークに追加このエントリーを含むはてなブックマーク

20160830_093817

RICOH THETA × IoT デベロッパーズコンテストに、ひっそりと「World in a jar - ジャム瓶の中の世界」という作品を応募しまして、ありがたいことに「審査員特別賞」をいただきました2年連続の受賞!となります。今回は昨年と違いコンテスト名に「IoT」が入り、審査基準も「IoT時代にふさわしいイノベーティブなもの」。IoTどころか今回まったくデジタルなデバイスが含まれない完全アナログなガジェットを応募してしまったのであんまり期待していなかったのですが、評価いただけたようでたいへんありがたいことでございます、、、

というわけで、この応募作品「World in a jar」を紹介したいとおもいます。

<かんたんなまとめ>

・「World in a jar」は、スライドフィルムに360度写真を焼き込んで、ジャム瓶などに投影するアナログな球面プロジェクター装置です
「物理的にパノラマ写真を保存したい」「お気に入りの写真は机に飾りたい」「でも写真がかさばったりするのは嫌だ」という問題を解決しようとしています
・プロジェクター部は秋月電子のドーム型スクリーン用カラー液晶プロジェクタを使用。かんたんな工作でこれをスライドプロジェクター化しています
秋月ドームプロジェクターを使って遊んでいるみなさんがお困りの「よい球体スクリーンがない」という問題についてもひとつの回答も。素敵なぴったりのスクリーンを発見しました!

2016/10/03 ■ 「ホログラム」より凄い、$899の立体ディスプレイ「Volume」と、「立体ディスプレイ」という技術 Xでつぶやくこのエントリーをブックマークに追加このエントリーを含むはてなブックマーク

image

「Volumetric Display」…つまり、いままでのディスプレイのような「平面」ではなく、「立体」を表示するディスプレイ。奥行も含めて、「体積」を感じられるディスプレイ装置。そんな夢のような新製品「Volume」が先日発表され、発売前の予約が始まりました。

奥行も表示される立体ディスプレイ…というと、「ホログラム」という語が思い浮かびますが、じつは2016年現在一般的に「ホログラム」「ホログラフィック」と呼ばれている立体映像の類は、ほぼすべてが「ホログラムではない」し、「立体(3D)ではない」ものだったりします(詳しくは後述します)

そんななか、今回発表された「Volume」は、やはりホログラムではないものの、「立体」のディスプレイを実現しています。原理自体は簡単なもので、だからこそ万能ではない(欠点もある)のですが、プロモーションビデオなどを見る限りではなかなかいいかんじに見えます。これがいまなら$899(定価$2099、プリオーダー受付開始初期価格が$999、紹介リンク経由の注文だとさらに$100割引の$899)というわけで、なんだか手の届くものになってきました。