■PENTAX K-3 ブロガーイベント
前回よりずいぶん間が空いてしまいましたが、11月1日にいつものようにfansfans経由でリコーイメージング社主催の最新デジタル一眼レフカメラ K-3 のイベントに参加しましたので、このブログ初のデジタル一眼レフカメラのイベント報告と簡単なインプレッション記事を書いていきたいと思います。実はブログを始めて間もないころからデジタル一眼レフカメラは使い始めており、Nikon D5000・D90・D7000・D600と順調に機材Lvアップしてきた上に、Sonyのミラーレス一眼レフカメラ NEX-5N まで購入するという感じで、現在一眼レフだけで5台も所有している状態だったりします。これまでデジカメのレビューを書かなかったのは、このブログが基本的にシステム関連のものであることと、テキストだけでブログを書くという実験的な目的があったため画像を載せないのにデジカメのレビュー書いてもしかたないと思ってのことだったのですが、当初の目的はある程度果たしたため最近画像を利用するようになったことでデジカメの話題を書いても不都合はないだろうと考えていました。もっともブログのタイトルがタイトルですので、あまり積極的ではなかったのですが…。そこへ今回以前より興味のあったPENTAXの新製品のイベントということで応募したところ、このような畑違いのブログにも関わらず抽選で当選させていただくことができました。これを機会に少しずつにはなりますが、デジカメなどの他のガジェットももう少し積極的に扱っていこうかなと思っております。ということで、前置きが長くなりましたが、まずはイベントでのインプレッションより書いていこうと思います。
イベント当日はK-3の発売日ということで、製品の詳細や価格等もおよそ周知されている状況で迎えていました。イベント開催日の前にも秋葉原等でK-3の体験イベントなども行われていたため、主立った内容はそれらのイベントと同様という感じでしたが、このイベントで大きく違ったのは、K-3のデザイナーの方が直接お話されたことと、その新製品を参加者一人に一台を長期モニターとして貸し出してしていただけることでした。イベントではまずアンバサダープログラムというファンを増やすための取り組みについて紹介があり、その後リコーイメージング社の紹介、K-3の特徴についてのプレンゼンテーションというように進んでいきました。特徴的な部分を抜き出してこの辺りは写真でご覧いただきます。(クリックで拡大します)
個人的にはレンズまで含めた防塵防滴による耐候性の実現、液晶がセンサーと同じアスペクト比になり写真の等倍表示(ドットバイドット表示)に対応していること、センサー類の高度化による満月の月明かりでも合焦可能な暗所AF/AE性能の向上などが、最も気になるポイントでした。これらはとても欲しいと思っていた性能だったからです。これらの製品特徴の紹介の後、いよいよK-3のデザイナーである浜村さんのプレゼンです。こちらも写真でご覧いただきます。
デザイナー視点のプレゼンを直接というのはなかなかない機会でしたし、PENTAXではユーザーよりもむしろ社内からの声の方が製品デザインに厳しいというお話を聞いて、なんとなく楽しくなってしまいました。このイベントでお話しされた方ももちろんですが社員の方々の製品への愛情がとても感じられるエピソードはやはりいいものですね。
この後注意説明などと合わせて貸し出し機についての説明と実際の体験撮影が行われました。貸し出し機は PENTAX K-3 18-135WR レンズキットで、まさに新品の箱が参加者一人一人に手渡されたのでした。Nikonと比較してPENTAXはレンズもボディも軽量と聞いてはいましたが、実際に手にしたそれは存外に軽く、確かに持ち歩くのにとてもよいかもしれないと直感させるものでした。会場ではキットレンズ以外の各種交換レンズも希望により試せるよう準備がされており、会場内にジオラマや造花などが用意されて、参加者はそれぞれ自由に撮影をすることができました。この時点では操作系がNikonと結構異なることもあり、あまりいろいろと設定変更してみるということはしないで、デフォルトに近い状態でいつもよく使う絞り優先メインでいくつか撮影をしてみました。(クリックで拡大します)
この時点の印象は本体が軽いこと、シャッター音が静かでミラーショックが極めて少ないこと、TAvモードが便利そうだということ、連写が確かに早いことくらいが印象に残ったくらいで、あまり大きなインパクトという実感はありませんでしたが、この日から約3週間モニターとして貸し出しを受ける中でK-3がとても素敵なことを実感したので、これはまたD7000との比較を含めて別途記事にします。K-3の実機インプレッションはそちらで少し詳しくご紹介したいと思います。ただ、APS-Cの最高機種を少なくない人数の参加者に惜しげもなく3週間も貸し出ししてくれるPENTAXにはK-3に揺るぎない自信があるんだなと、この時点で既に感じていました。その予感通りモニター期間でこれでもかというくらいK-3の魅力を実感したということですね。
楽しいプレゼンがかなり押したため会場での撮影体験時間は少なめでしたが、会場は質問する方や撮影に没頭する方でとても活気があり、十分に手応えを得た方は多かったように思いました。撮影体験を終えた後に、販売本部長の稲垣さんの締めのご挨拶で終了となりました。会場を出る参加者の手にはK-3の入った袋が握られていて、皆楽しそうに帰っていかれるのが印象的でした。このイベントの様子はアジャイルメディアさんのサイトでも紹介されていますので、以下にリンクを紹介しておきます。非常に楽しいイベントでした。参加できたことにとても感謝しています。ということでK-3ネタは次の記事に続きます。
『Kマウント 最上位機種 一眼レフ「PENTAX K-3」発売前タッチ&トライ ブロガーミーティング』にご参加いただきありがとうございました!
http://agilemedia.jp/news/event/20131101_ricoh-imaging.html
no comment untill now