■ [映画]『ようこそ、アムステルダム国立美術館へ』
・あらすじ
2004年、アムステルダム国立美術館の大規模な改装工事が始まった。ここはレンブラントの「夜警」やフェルメールの「牛乳を注ぐ女」などを有するオランダ随一の美術館。解体が始まると市民団体が反発。その後も政府や自治体の許可待ちで、工事は何度も中断。各方面からの横槍に対しての妥協が続き、関係者たちは次第に熱意を失っていく。工事再開のメドが立たずに、廃墟のようになっていく美術館。はたして美術館はいつ完成するのだろうか。
・感想
- (ネタバレ)「いつ完成するのだろうか?」2010年現在まだ見えてません。
- 劇中を見る限りでは、何回も頓挫してしまうのは日本でいうところの「ネマワシ」が不足しているのが原因に見える。
- しかしまさかサイクリスト(自転車愛好家)協会がここまで影響力を持っているとは。
- 17世紀美術担当主任がイケメン。だが構成のワナで監督からイジメに近い扱いを受ける。
- アジア美術担当部長が癒しキャラ。館長に買ってもらった金剛力士像の前で泣きそうな表情をするシーンがよい。
- 数年前から日本でレンブラントやフェルメール展が見られたのも、本国で改修工事がなかなか終わらないからでした。というおはなし。
- 美術館マニアにはオススメです。
てすと
てすと