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世界初、使用済みタイヤを使ったスピーカー。「振動を吸収し、温かみのある音」
(2015/4/30 12:22)
モンドデザインは、エコをコンセプトとしたSEALブランドの新製品として、使用済みのタイヤをエンクロージャに採用した世界初のスピーカー、「SEALスピーカー」を4月30日に発売した。価格は51,840円(税込/1台)。SEAL路面店、直販サイトで販売。50個限定の受注生産で、受注から製品が届くまでの期間は2週間前後。
自家用車の使用済みタイヤを、そのままの状態でスピーカーにリユースしているのが特徴。「タイヤ本来の特徴である弾力性により、振動を適度に吸収して温かみのある独特な音質を実現している」という。
利用する使用済みタイヤによってデザインが異なるため、「同じものは二つとない自分だけのオリジナル感が楽しめる」という。また、タイヤ部分は水拭きができるため、「屋外の泥・砂などの地面や、土足で立ち入る場所などにも気軽に設置できるタフなスピーカーとなり、イベント・店舗での利用にも最適」としている。
Bluetooth受信機能を備えた、15W×2chのステレオアンプを別筐体で用意。ただし、タイヤスピーカーは1台のみで、タイヤスピーカーのみの増設に対応できる。Bluetooth対応スマートフォンなどからワイヤレスで音楽を受信し、再生できるほか、ステレオミニのアナログ入力端子も用意。電源はACアダプタを利用。
スピーカーの外形寸法は525×200mm(直径×奥行き)。重量は約1.1kg。
SEALブランドの製品は、作業工程を全て国内の職人が手作業で行なっているという。また、売上の1%をWWF(世界自然保護基金ジャパン)へ寄付し、製品が1つ購入されると1本の苗木を寄付するという取り組みなども実施している。