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佐藤 愛子
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九十歳。何がめでたい 単行本 – 2016/8/1

佐藤愛子 (著)
5つ星のうち4.1 1,812個の評価
ベストセラー1位 - カテゴリ 哲学・思想の辞事典
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全国書店でベストセラーランキング1位続出の2016年最大の話題作!
各界の著名人も笑って泣いて大絶賛!
清々しい読後感に、心がスカッと晴れて元気が出ます!

◎キャスター・安藤優子さん
「とにかく痛快でした。言いたいこと言って、縦横無尽に切りまくる。でも不思議なくらい温かい」

◎落語家・桂歌丸さん
「この本は年寄りの教科書。佐藤さんの“角張った生き様"は老い先短い自分がどこに向かうか考える上で、とても参考になりました」

◎作家・瀬戸内寂聴さん
「彼女の表現にはユーモアがあって、笑わせますよね。全28編、それぞれ必ず1回か2回は、思わずゲラゲラ笑ってしまいました」

◎作家・辻村深月さん
「読み終えて本を閉じ、思わずにはいられなかった。九十歳、それでもやっぱりおめでたい、と」

――『徹子の部屋』では、黒柳徹子さんと冨士眞奈美さんが大絶賛。
その他、新聞や雑誌、テレビ番組でも紹介されて話題となっています。

本書『九十歳。何がめでたい』というタイトルには、佐藤愛子さん曰く「ヤケクソが籠っています」。
2016年5月まで1年に渡って『女性セブン』に連載された大人気エッセイに加筆修正を加えたものです。

大正12年生まれ。現在93歳の佐藤さんは2014年、長い作家生活の集大成として『晩鐘』を書き上げました。その時のインタビューでこう語っています。
「書くべきことは書きつくして、もう空っぽになりました。作家としての私は、これで幕が下りたんです」
(「女性セブン」2015年2月5日号より)

その一度は下ろした幕を再び上げて始まった連載『九十歳。何がめでたい』は、「暴れ猪」佐藤節が全開。
自分の身体に次々に起こる「故障」を嘆き、時代の「進歩」を怒り、悩める年若い人たちを叱りながらも、あたたかく鼓舞しています。

自ら災難に突進する性癖ゆえの艱難辛苦を乗り越えて生きて来た佐藤さんだからからこそ書ける緩急織り交ぜた文章は、
人生をたくましく生きるための「金言」も詰まっていて、大笑いした後に深い余韻が残ります。ぜひ日本最高峰の名エッセイをご堪能ください。
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  1. 本の長さ
    224ページ
  2. 言語
    日本語
  3. 出版社
    小学館
  4. 発売日
    2016/8/1
  5. 寸法
    12 x 2.1 x 18.2 cm
  6. ISBN-10
    4093965374
  7. ISBN-13
    978-4093965378
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メディア掲載レビューほか

「いちいちうるせえ」の喝でファン激増

大正12年生まれ、92歳の大作家。その最新エッセイ集が、高年齢層から若年層まで世代を超えた共感を集め、大ヒット中だ。

「本の元になった雑誌連載のきっかけは、2014年のインタビューでした。そのとき先生は小説『晩鐘』を書き上げ、断筆宣言をなさった。それは、もう書き尽くしたという思いと、長年の執筆による指の痛みが理由でした。しかし、それでもどうしても書いていただきたいと何度も先生に執筆のお願いに伺い、最後は、90歳を超えて感じる時代とのズレについてならば……と半ばヤケクソで(笑)、快諾していただけました」(担当編集者の橘高真也さん)

エッセイには、動作音が静かになって接近に気付けない自転車、よくわからないスマホ、犬や子供の立てる騒音に苛立つ人たち、いたずら電話など、多彩な事象に憤り、嘆く著者の姿が描かれている。基調をなすのは、「いちいちうるせえ」の精神だ。〈イチャモンつけ〉には定評のある著者も呆れる、些末なことを気にする人の多さ。この言葉は、多くの人が言葉にできなかった心情を言い当てたのだろう。インターネットで共感の輪が広がり、さらに読者層が広がったという。

原稿はすべて手書き。

「満身創痍の体にムチ打って、毎回、万年筆で何度も何度も手を入れて綴ってくださいました。おかげで、92歳の今だからこそ書ける、新たな代表作が生まれたと思います」(橘高さん)

評者:前田 久

(週刊文春 2016.11.22掲載)

出版社からのコメント

歌舞伎役者で人間国宝の二代目・中村吉右衛門さんは、本書について『週刊ポスト』16年10月28日号のインタビューで
「人間として守るべきものを教えてくれる本」と評してくださいました。実は佐藤愛子さんは吉右衛門さんの大ファン。
吉右衛門さんの言葉に殊の外喜んでいらっしゃいました。

収録されたエッセイの中には、15年に大阪・寝屋川市で起きた中学1年の少年少女殺害事件や、
16年に発覚した広島・府中市の中学3年生の「万引えん罪」自殺問題から、
高嶋ちさ子さんのゲーム機バキバキ事件や橋下徹元大阪市長のテレビ復帰に至るまで、
折々の出来事と世間の反応について歯に衣着せぬ物言いで迫ったものもあります。

とりわけそうした時評からは、怒れる作家と称される佐藤さんのあたたかな眼差しが心に沁み入ります。
世間で論じられていた視点とは全く違う、佐藤さんならではの視点にも注目してください。

登録情報

  • 出版社 ‏ : ‎ 小学館 (2016/8/1)
  • 発売日 ‏ : ‎ 2016/8/1
  • 言語 ‏ : ‎ 日本語
  • 単行本 ‏ : ‎ 224ページ
  • ISBN-10 ‏ : ‎ 4093965374
  • ISBN-13 ‏ : ‎ 978-4093965378
  • 寸法 ‏ : ‎ 12 x 2.1 x 18.2 cm
  • カスタマーレビュー:
    5つ星のうち4.1 1,812個の評価

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佐藤 愛子

佐藤 愛子

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お客様のご意見

お客様はこの小説について、以下のように評価しています: とにかく面白いと高く評価されており、楽しく共感できたという声が多くあります。明るく快活な文章が面白く、映画より面白かったという意見もあります。また、読みやすさや読み応えがあり、飽きることなく読むことができると好評です。エッセイ全体が情に訴えて来る点も指摘されています。 精神的なサポートについても、益々生きる元気が湧いたという感想があります。 著者の性格については、肝っ玉がデカくてストレスをストレスとも思わぬ人情深い性格が伺えるようです。

お客様の投稿に基づきAIで生成されたものです。カスタマーレビューは、お客様自身による感想や意見であり、Amazon.co.jpの見解を示すものではありません。

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88人のお客様が「面白さ」について述べています。84肯定的4否定的

お客様はこの小説について、とても楽しく読めたと評価しています。映画より面白いという意見や、明るく快活な文章が楽しかったという声もあります。また、読みやすくテンポの良い展開で、若い世代にも共感できる内容だと感じています。特に、90代の母親に贈った際に、共感できたという声があります。

"映画を観てから買いました！ コミカルで読んでいて楽しいし、人生の勉強にはなるし買って良かったです！映画では見れない細かい表現に感動！" もっと読む

"なかなか面白い内容です。" もっと読む

"楽しく読めました" もっと読む

"おもしろかった 80歳の母にも読ませてあげるとおもしろかったと喜んでました" もっと読む

25人のお客様が「読みやすさ」について述べています。25肯定的0否定的

お客様はこの書籍の読みやすさを高く評価しています。読みやすく、飽きることなく読めると好評です。また、著者が人間の大事なことをズバリと書き出し、明快に歯切れよく語っている点も評価されています。90歳という年齢を経験した著者の文章は現実であり、これ以上のリアルはないと言っています。電車の中で読むのが危険だと指摘する声もあります。

"...ワンちゃんの話にはぐっとくることもありましたが、新聞の人生相談の話はとても面白く分析する佐藤さんの文章はばっさり切るというか、読み手はスッキリします。" もっと読む

"この著者は、難しい表現を用いないが、体験や実話を通して、人間の大事なことをズバリと書く。 どれだけの人がこの人の著書で元気づけられたか。..." もっと読む

"...まあまあその目的は達することはできた。他の人のレビューにもあるように痛快で一気に読める。確かに90歳、タテマエではめでたいけど、実際はそうでもないといことがよくわかる。 日々の出来事や社会で起きた事件やニュースなどに鋭くコメントする感じの内容。..." もっと読む

"面白い。とにかく面白いので電車の中では読まない方がいいかも。1人吹き出したり、にやにやしていると周りの乗客がビックリするでしょう。特にある程度の年齢以上の人はあるあるとうなづくこと多し。" もっと読む

20人のお客様が「内容」について述べています。20肯定的0否定的

お客様はこの書籍について、ステキな内容で考えさせられると高く評価しています。エッセイ全体が情に訴えて来る点や、現実味のある内容で心温まる作品だと感じています。また、佐藤愛子さんの切れ味が光り、感覚の若々しい表現にも感心する声があります。90歳の著者でありながら、この筆力と感覚の若さを感じさせる内容だと評価されています。

"映画を観てから買いました！ コミカルで読んでいて楽しいし、人生の勉強にはなるし買って良かったです！映画では見れない細かい表現に感動！" もっと読む

"友人に薦められて読みましたがやはり面白く さすがの佐藤愛子先生でした。痛快です" もっと読む

"...なぜなら、私がもしかして長生きしたら、９０歳の風景がどんなものかと そこに興味が湧いたからです。 平易な表現で率直に書いておられるので、寝る前のひと時、楽しく読了しました。 本の中で共感したのは『覚悟のし方』の章でした。..." もっと読む

"思っていたより綺麗な本が届いて嬉しかったです。次回も欲しい本があったら是非にこのお店で買いたいと思いました。 本は９０歳の母が読んだのですが面白かったと喜んでいました。" もっと読む

10人のお客様が「精神的サポート」について述べています。10肯定的0否定的

お客様はこのエッセイを読んで、益々生きる元気が湧いたと評価しています。共感できて生きる勇気も湧いたという声が多くあります。また、お通じが良くなり、イライラせずに読めたという意見もあります。著者の性格や人生観についても興味深い内容だと感じています。特に90歳から90代まで幅広い世代に好評です。多くの読者が共感でき、生きる勇気を得られたようです。

"さすがベストセラー！ 50代が読んでも、80代が読んでも面白い この人本当に元気で強くていいなぁ！ 最初は母が入院してたときに送ったんだけど 「老人性だから仕方ないですよ」ってすぐ言う若い主治医君より よっぽど貢献してくれました！" もっと読む

"...大正生まれの戦争経験者らしい視点や、肝っ玉がデカくてストレスをストレスとも思わぬ、そして弱い者に人情深い著者の性格が伺われた。精神的にとても強いですね、と言いたくなるが、著者からは、いやあなたがたが軟弱なだけですよ、と返されることが予想される(笑)。..." もっと読む

"疲れることなく、一気に読み切れました。９０歳の自分の生き方に参考になりました。楽しいお話有り難う。" もっと読む

"お元気そうで何よりです。新しい見方ができますが、新書はいいです。古本文庫本で。ごんごの発展をお祈りします。" もっと読む

7人のお客様が「爽快感」について述べています。7肯定的0否定的

お客様はこのエッセイについて、爽快で痛快だと評価しています。肝っ玉がデカくてストレスをストレスとも思わぬ著者の性格や、弱い者に人情深い著者の性格が伺えると好評です。また、日本人のDNAに響くエッセイとして、大正生まれの戦争経験者らしい視点や、弱い者に人情深い著者の性格も指摘されています。

"...日々の出来事や社会で起きた事件やニュースなどに鋭くコメントする感じの内容。 大正生まれの戦争経験者らしい視点や、肝っ玉がデカくてストレスをストレスとも思わぬ、そして弱い者に人情深い著者の性格が伺われた。..." もっと読む

"痛快だったが、評判から期待したほどではなかった。 普通の面白さ。" もっと読む

"ゆっくり丁寧に拝読している途中 あまり夢中にはならないが 奥深く、由々しい。 2回読む予定です。 解釈出来るようにじっくり読んでみる。" もっと読む

"兎に角、爽快。そうそうよく言ってくれました…とスッキリする一方で、「今私も老いつつあるのですね、その症状に覚えあり」としみじみしちゃったのでありました。" もっと読む

4人のお客様が「品質」について述べています。4肯定的0否定的

お客様はこの製品の品質を高く評価しています。良い商品で、相変わらず元気だと感じています。

"良い商品でした" もっと読む

"うわさどおり大変いい一冊でした。色々と参考になり、有意義な内容でした。" もっと読む

"最高❗..." もっと読む

"相変わらずお元気ですね..." もっと読む

4人のお客様が「温かい気持ち」について述べています。4肯定的0否定的

お客様はこの作品を読んでいて、温かい気持ちになったと述べています。読んでる間ずっと温かい気持ちになり、明るい気持ちになれたという声があります。強い言葉の裏に優しさが溢れており、泣いて笑って胸がいっぱいになるほど感動したようです。

"...いつも怒っていた、と感じました。 90歳を迎えられて丸くなられたなぁ、というのが正直な感想です。 読後感は爽やかで、清涼感がありました。" もっと読む

"...と何度も頷きながら。最近読んだ本でこんなに面白かったのは初めてです。友達に今、回して読んでもらっています。明るい気持ちになれました。お元気でがんばってくださいませ。" もっと読む

"久しぶりに愛子さん節に触れました。読んでる間ずっと温かい気持ちになりました。強い言葉の裏に優しがが溢れ、泣いて笑って、もう胸がいっぱいになりました。" もっと読む

"絶対に手放したくない 何度も読み返したいと思った本は、この本がはじめてです。面白くて、考えさせられる 胸が暖かくなる 一瞬で、佐藤さんのファンになりました。" もっと読む

外装がボロボロでした
星5つ中2つ
外装がボロボロでした
新品を注文しましたが、中古同然の外装でした。傷が入り帯はボロボロ。どこをどう見たらこれが新品なのでしょうか？本自体を評価したいのにさすがにこれは見過ごせませんでした。
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