NHKあさイチでも中古住宅特集 | エスクローおじさんのブログ

NHKあさイチでも中古住宅特集

朝8時15分からのNHK『あさイチ』(司会有働アナとイノッチ)は、今朝は『家があぶない!』という特集で、中古住宅に関する話題をたくさん取り上げていました。(本日は久しぶりの休みで・・・午前だけ。ゆっくり『あさイチ』を見ることができました)


1.空き家問題

2・廃屋化するマンション

3.中古住宅・リフォームの落とし穴


このような大きな問題を3つも同時に取り上げているので、一つ一つの掘り下げは、少々物足らないのですが、こうした問題を朝の番組で取り上げること自体、意味があると思いましょう。


3のテーマでは、実際に築30年の一戸建てを購入しておしゃれにリフォームした家族が登場。


しかし、床下に湿気が常時滞留し、おそらくそれによると思われる建物の傾きが発見されたとのこと。早く言えば欠陥住宅ですが、よくテレビに登場していただけたと思います。


明海大学不動産学部の齊藤広子教授が、「住宅を購入する時は、必ず建物検査=ホームインスペクションをしてから買うようにしましょう。」とおしゃっていましたが、イノッチの突っ込みは「買主が費用を出してやるんですか?インスペクションをして買わなかったら、その費用は無駄になるのでしょうか?」


「売主はインスペクションなどやりたくないのでは?」と台本とは言え、なかなか良い質問をしていました。


齊藤教授は、「売主の中には、自らインスペクションをして、ほらっ、うちの家はこんなに良い家ですよ!とアピール人もいますよ。」と切り返していましたが、苦しい。


まぁ、こんな番組がNHKの電波に乗るだけでも、中古住宅流通は進歩していると思いたいですね。


数年後、「あのときの日本の中古住宅流通は、こんなレベルだったんだね。」と笑えるような日が来ることを願っています。


みなさん、本当に家を買うとき建てるときは、ホームインスペクションした方が良いですよ。