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Google Nexus 5で接続中のLTEバンド表示に成功

Googleが販売を開始したLG Electronics製のスマートフォン「Google Nexus 5 (LG-D821)」を入手したので数回に渡ってレビューを行う。

今回はレビューよりも報告に近い形となるが、タイトル通りGoogleで接続中のLTEバンド表示に成功したので方法を掲載しておく。

モバイルネットワークのバンド固定や表示が可能な端末は複数のメーカーがリリースしており、一部では重宝されている。

Google Nexus 5を開発したLG Electronicsもバンド固定や表示が可能な端末をリリースしたことがあり、Google Nexus 5でも試してみることにした。

結果、バンド固定は不可であったが、バンド表示は可能であった。

方法は非常に簡単であるため、その手順を掲載しておく。

まずは、適当なショートカット作成アプリケーションをインストールする。

“Debug”の項目を探して開く。

ホーム画面上にショートカットを作成しておくと便利。

Debugの中にある“LTE Engineering”の項目を開く。

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LTE Engineeringには接続中の移動体通信事業者やバンド等が分かる。

PLMN IDは公衆ランドモバイルネットワーク番号のことでMCC+MNCで構成されており、接続中の移動体通信事業者を示す。

バンドの他にRSRP(Reference Signal Received Power)やRSRQ(Reference Signal Received Quality)も確認可能で、信号品質等を判断できる。

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注意点として、LTE Engineeringの項目ではLTEの確認のみ可能で、W-CDMA/GSM/(CDMA2000)の確認はできない。

また、アンテナピクトに関わらずPLMN IDが000 00と表示された場合は電波を失っている状態なので、当然ながらバンド表示も下記のスクリーンショットのように正常に表示されない。

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試しにBand 1のエリアからBand 3のエリアに移動すると、正常にBand 3へ接続することを確認した。

異バンド間の接続が切り替わる瞬間も見られるので、移動中にこの画面を眺めると楽しいだろう。

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Google Nexus 5には元からバンド表示は期待していなかったので少し得した気分になっている。

SIMフリーかつマルチバンドLTE対応であるため、海外で使用する際も楽しめそうである。

このバンド表示はLG Electronics固有であり、Android 4.4 KitKat Versionの標準ではないので注意してもらいたい。

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