Nodor
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/07/25 09:44 UTC 版)
Nodorは、1919年、化学者のテッド・レガットにより、模型用クレイの製造業者として始められた会社である。この名前は、このクレイが"No Odour"であるという事実から、付けられた。Winmauのように、この会社は、ロンドンのイースト・エンドに設立された。1923年、レガットは、クレイでできたダーツボードを作り出す。これは、その当時使われていたニレでできた伝統的なダーツボードほどの人気は無かった。よって、1年後、Nodorは、ニレ製ボードの製造を始める。1928年には、彼らの製品に、ブラス・ダーツを加えることとなった。 1931年に、ケントのパブのマスターであるFrank Dabbsは、レガットに新しいダーツボードの構造に関するアイディアを持ちかける。それは、短いロープを垂直に通させ、プレイに使う環状の表面を形成するのために固定するというものであった。レガットはこのアイディアを磨き上げ、Dabbsとともに特許を申請した。1935年、Nodorは、最初のブリッスル・ボードを出荷する。それとほぼ同時に、今日のダーツボード上と同じ数字の並びが、世界中でダーツボードの標準として受け入れていった。 Nodorは、数年間、遠くへ移転していたこともある。彼らは、第2次世界大戦中、ロンドンからデヴォンへ移っていたこともあるが、戦後、彼らは戻ってきた。彼らは、1968年、再び移転し、このときは、カーディフであり、1983年に最終的に落ち着くブリジェンドの前のことだった。 Nodorは、1984年にSupabullボードを生み出した。これは、ブルズアイに刺さりやすくするために、U字型の止め釘のない最初のボードだった。このように、Nodorは、革命的な技術も、導入した。
※この「Nodor」の解説は、「Winmau」の解説の一部です。
「Nodor」を含む「Winmau」の記事については、「Winmau」の概要を参照ください。
- Nodorのページへのリンク