サンマルク系のゴリップ、浅草に牛カツ店 訪日客狙う
「サンマルクカフェ」などを展開するサンマルクホールディングス(HD)傘下で飲食店運営のゴリップ(京都市)は26日、牛カツ専門店「京都勝牛」の新店を東京・浅草に開業する。インバウンド(訪日外国人)客の需要を取り込む。
新店「牛カツ京都勝牛浅草オレンジ通り店」(東京・台東)は浅草駅から徒歩3分ほどで、多くの観光客が訪れる「雷門」にも近い。店内は38席を備え、観光客向けに持ち帰り専用の窓口も設ける。
立地の特性を踏まえ、黒毛和牛のみを使用した「和牛メンチカツ」(550円)を新たに用意した。国産のタマネギと塩のみで味付けし、素材の味が生きるよう仕立てた。ほかに「元祖牛上ロースカツ膳」(並、2519円)なども提供する。
「勝牛」を巡っては、10月にサンマルクHDがゴリップの親会社ジーホールディングス(東京・中央)の買収を発表した。グローバル展開も加速する計画で、2033年までに現状の約20倍となる約400店の海外出店を視野に入れる。
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